見出し画像

透明短歌 20220602


6月の蟹鳥染の空色は
クリームソーダの爽やぎに似て


梅雨入り前の晴れの日の空は、白みを帯びた透明な水色。

『蟹鳥染』という色の名前もあるそうだ。

白縹(しろはなだ)とは、縹色系統の中でもっとも淡い、青みを含んだ白色のことです。古くから見られる色名で、別に「しろきはなだ」とも。『蟹鳥染 』『白青 』は同色。

白縹(しろはなだ)とは?:伝統色のいろは より

日本の伝統色の名は、その細やかな表現や、ことばの響きも美しい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?