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【エッセイ】メダカ飼育歴に思う

メダカ飼育を始めて2年3ヶ月が経過した

最初は13匹だった
それが順調に繁殖を重ねて
常時100匹いるようになった今
ふと過去を振り返る

2年3ヶ月前、私の日常に
メダカの生存確認という日課が加わった

2年3ヶ月を経た今も、それは変わらない

変わったのは、心模様である

飼い始めの時は
「朝、死んでいたらどうしよう」
と、毎朝考えて、起きるのが怖かった

のであるが、

現在は、「どうしよう」
という心が、「無」になった

代わりに、

「もし死んでいたら」
すぐに掬って埋葬するのに2分
事前に汲んでいた水にバクテリア水を入れるのに10秒
生存しているメダカを全部そのバケツの中に投入するのに2分
水草と貝、エアレーションの引っ越し作業1分
5分10秒でできれば、通勤時間に支障がでない

という、
死んでいたらどうすればいいかの答えが
脳内で瞬時に算出され、もしものときには
速やかに実行される、ようになった

メダカが死んで
とても悲しい気持ちは
あの頃と一緒なのに

何だろう、この業者のような
手際の良さは









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