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プロリーグ・協会編#3 共生社会を目指した取り組み!

[はじめに]

読者のみなさんこんにちは!

『スポンサー営業マンになりたい素人』です。

今回紹介するスポンサー契約は2020年5月に発表された契約です。その中身について見ていきたいと思います。


2020年5月日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は   オーカムテクノロジーズと新たにパートナーシップを締結しました。

[日本ブラインドサッカー協会とは?]

日本ブラインドサッカー協会(以下JBFA)とは、
日本におけるブラインドサッカーの普及と国内の競技の統括を目的に作られた組織です。
2015年にNPO法人化され、
「スポ育」「OFF TIME Biz」などダイバーシティ事業も展開。 強化中心の従来型スポーツ団体の枠を超えて活動の幅を広げています。

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[オーカムテクノロジーズとは?]

オーカムテクノロジーズとは、2010年にイスラエルで設立された企業で、AI(人工知能)を搭載した視覚支援ウェアラブル機器の開発・製造を行っています。


[契約の内容]

「ソーシャルテクノロジーパートナー」として新たにパートナーシップを締結

・オーカムテクノロジーズの製品に関するヒアリングや実証検証、プロモーションへの協力

・視覚障がい者のためのAI支援デバイス「オーカムマイアイ2」を協会へ無償提供

・ブラインドサッカー男子日本代表の加藤健人選手とオーカムテクノロジーズのコラボレーション動画

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[契約に至った経緯]

ブラインドサッカーを通じ『視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会』の実現を目指すJBFA。

そして、AIウェアラブル機器を通して、視覚障がい者のクオリティーオブライフ向上と、自立性を高め、社会へのアクセスを促進させることを企業ミッションとして掲げるオーカムテクノロジーズ。

このように、両者の思惑が一致したため、今回の契約に至りました。


[契約の目的]

最先端技術を用いて社会貢献を目指すオーカムテクノロジーズと、JBFAの持つ資産とを掛け合わせ社会実装をさせていくこと。

「インクルーシブな社会の実現」 が今回の契約の目的と言えるでしょう。

「インクルーシブな社会」とは?

社会を構成するすべての人は、多様な属性やニーズを持っていることを前提として、性別や人種、民族や国籍、出身地や 社会的地位、障害の有無など、その持っている属性によって排除されることなく、誰もが構成員の一員として分け隔てられることなく、地域であたりまえに存在し、生活することができる社会のことです。


[まとめ]

今回のパートナーシップは両者が、
「インクルーシブな社会の実現」という理念を共有していたところからの繋がりであり、お互いにとってもいい契約になったと思います。
また、今回パートナーシップ締結を記念して公開された動画では、視力を失った加藤選手がブラインドサッカーを通じて見つけたやりがいや挑戦する勇気、「オーカムマイアイ 2」を体験して感じた新たな可能性などを語っています。
このような取り組みは、自身の障がいに悩む方の励みや希望になるのではないでしょうか?

今後の取り組みにも目が離せません!

[引用元]

https://www.b-soccer.jp/news/14217-pr_orcam_kato-kento-x-jbfa-partnership_jp_0522












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