国内サッカー編#1 IT企業と歩むJリーグ覇者
【はじめに】
読者のみなさんこんにちは!『スポンサー営業マンになりたい素人』です。
このnoteではスポーツのスポンサー事例を紹介していきたいと思います!
今回紹介するスポンサー契約は、2017年2月25日にリリースされた内容です。その中身について考察していきたいと思います。
2020年鹿島アントラーズFCは、フリマアプリ「メルカリ」のサービスを運営している、最先端のIT企業の『株式会社メルカリ』とオフィシャルシャツパートナーとしてスポンサー契約を締結しました。
【株式会社メルカリとは?】
東京都港区に本社を置く日本の企業。
フリマアプリ「メルカリ」のサービスを運営している。2013年に山田進太郎が株式会社コウゾウとして設立、同年中に株式会社メルカリに名称変更しました。
「限りある資源を循環させ、より豊かな社会をつくりたい」
創業者である山田進太郎が世界一周の旅で抱いた、そんな問題意識によって生まれたのがフリマアプリ「メルカリ」です。
【株式会社鹿島アントラーズFCとは?】
前身となる住友金属工業蹴球同好会は1947年に大阪で結成され、
後に住友金属工業蹴球団と改称。1975年に当時の茨城県鹿島町へ移転した。
1991年にチーム名を鹿島アントラーズと改称し、1993年に始まったJリーグのオリジナルメンバーとなりました。
アントラーズのANTLERは英語で「鹿の枝角」の意味です。
鹿島神宮の鹿にちなみ、枝角は茨城県の「茨」をイメージしたもの。
鹿は親しみのある動物として愛されており、枝角は鋭く強いもので、
勇猛果敢に戦い勝利を目指すチームを意味し、鹿の枝角はエンブレムのモチーフにもなっています。
(鹿島アントラーズのプロフィール情報:引用)
【契約の内容】
主な内容:
・2018年シーズンより、鹿島アントラーズのユニフォーム表面の鎖骨部分に「メルカリ」のロゴが入る
・360度VR動画「The 12th Player On The Pitch」を提供
・「メルカリ」内の鹿島アントラーズ公式アカウントにて、選手のサイン入りグッズなどを出品
・県立カシマサッカースタジアム周辺で実際のフリーマーケットを開催
【お互いのメリット・目的】
鹿島アントラーズ
・鹿島アントラーズ公式チャンネル「メルカリチャンネル」を開設し、メルカリの女性ユーザーに鹿島アントラーズ 認知の向上
・鹿島アントラーズのデジタル路線でサポーターと繋がろうという狙いがありスタジアムに高速Wi-Fiを飛ばしたり、顧客にIDをつけてマーケティング活動に役立てたりするなど、デジタル技術を駆使した営業スタイルを確立
2018年1月1日〜12月31日 「メルカリ」にて売却経験のあるユーザー
メルカリ
・サッカー業界に進出することで男性客の獲得を狙い、男性ユーザー認知度を上げる。
・鹿島アントラーズ公式チャンネル「メルカリチャンネル」を開設し、アプリ利用者を増やす。
【まとめ】
メルカリの利用層は、20~30代の女性、鹿島アントラーズの観戦客は30~40代の男性とファミリー層が中心となっています。
このスポンサー契約には、お互いに未開発の客層を開拓するメリットがあります。
フリマアプリとしては国内最大級の「メルカリ」
日本だけでなく世界を目指す鹿島アントラーズ
自分たちの強みを生かして弱みを補填しようというビジネスの基本をスポーツビジネスに見出している、両者から目が離せません。
【引用元】
https://markezine.jp/article/detail/30284
https://www.jleague.jp/club/kashima/profile/
https://www.jleague.jp/docs/aboutj/funsurvey-2017.pdf
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