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その他競技編#4 【最速】同士の契約から見える、個人選手の価値とは?

読者のみなさんこんにちは!

『スポンサー営業マンになりたい素人』です。

今回紹介するスポンサー契約は2020年6月29日に発表された契約です。
その中身について見ていきます。

2018年より、アメリカのオンライン送金サービス「xoom」社が【世界最速の男】である、元陸上選手のウサイン・ボルトと2年間のグローバルブランドアンバサダー契約を締結しました。

株式会社xoomとは?

アメリカに2001年に設立され、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く米企業です。

国をまたいだオンライン送金サービスを手掛けています。アメリカ、カナダから、世界131か国に送金が可能です。

2015年11月、PayPalはXoom Corporationを25ドルで買収し、総額約10億9000万ドルに達しました。オンライン送金サービスを手掛ける企業としては、世界有数な企業です。

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元陸上選手ウサイン・ボルトとは?

これに関しては、言わずもがなだと思います。

上述の通り【世界最速の男】ですね。ジャマイカ出身で、100mを9秒58で走り、オリンピック三大会連続で100m、200m、400mリレーにおいて金メダルを獲得した陸上界のスーパースターです。

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フォーブス社発表のスポーツ選手長者番付では、陸上選手で唯一ランクインし、32位という位置づけにいます。

契約内容

契約の内容としては、本契約の2年間の間、企業側が打ち出すプロモーションや、活動に対して宣伝塔となることです。

パートナー契約が決まった2018年12月にカナダとアメリカで開始された『Money Go Xoom』という同社の世界的なマーケティングキャンペーンへ起用されています。この新しいキャンペーンでは”早くて、安心で、便利な”を強調する同社の海外送金サービスがボルトと共に多様なデジタルメディアやTV広告等で紹介されました。


<xoom社>

・企業ブランドイメージの構築

→【世界最速の男】とタッグを組むことで【最速の送金サービス】というブランドイメージを構築できます。

・ボルトのイメージによる社会貢献活動のアピール

→ボルトが2014年に設立した慈善団体『ウサインボルト基金』を通して積極的に地元社会の支援活動を行っている点においても共通している部分があります。xoom社も社会貢献活動に力を入れており、13カ国で従業員がボランティアや寄付活動を実施しています。

<ボルト>

・自身の経験から来る同じ境遇の方の課題の解決

→自身も、ジャマイカの家族へ送金するのに苦労した経験があり、離れて暮らす家族に早くて便利な送金サービスを提供する企業のパートナーなることは意義のあることだと話していました。

まとめ

その他競技編では2連続で個人選手に対しての事例をお伝えしました。

事例を書いていく上で個人スポンサーの獲得に必要なモノが見えてきた気がしています。

チームスポーツ以上にプレーヤーとしてのスキルではない部分が重要視されているように感じました。その選手の「イメージ」「言動や活動」「境遇」など、結論、企業側はプロモーションとして選手と協業する上でユーザーがその選手に「共感」を抱いてくれるような選手かどうか、が重要になると感じました。その上での自社サービスのイメージを乗せたりできると効果抜群ではないのかと思います!

引用元






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