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体験を買ったクリスマスをブランディング目線で解説!

こんにちは!

ローカルデザイナー@京都・南山城村の
奥西しろです。


早いもので、今年も残りわずか!

みなさま、クリスマスは
いかがお過ごしでしたでしょうか?

今年は24日が日曜日だったので
お出かけした方も
多かったかなと思うのですが

我が家は夫が地域の氏神さまの
お正月準備・・・巨大なしめ縄を
作ったらしいのですが

娘と私はお留守番で
ゆっくりクリスマスの準備をした
1日でした。

これまでは、

夜ご飯のチキンは
できているお惣菜を買って
済ませていたのですが

今年は丸鶏を自分でやく!
ということを初挑戦しました。



その体験からの気づきを
今日はお話するのですが

ポイントは2つ。


「どこから買うか?」
「誰から買うか?」

選ばれるブランドになることで
価値の感じ方が高まる

という点と

②体験が価値になる

という
2つをお話ししたいと思います。


「誰から買うか?」で価値はまるで変わる


まず一つ目。

「どこから買うか?」「誰から買うか?」
で価値の感じ方が高まる、

について。

ようは

選ばれるブランドになるには、
というお話です。

そもそも私がなぜクリスマスに
丸どりを焼こうと思ったか

ってことなんですが

私が好きなお店のオンラインショップが
去年からクリスマス用の
丸鶏の販売を始めたからなんです。

長野にわざわざという
パン屋さんがありまして

そこのビジョンとか、
ものづくりの姿勢が大好きで
数年前からファンでした。


で、去年
クリスマスに丸どりを焼こう!と
レシピと一緒に商品がドーンと
掲載されていました。

わざわざオンラインショップより


商品は

丸鶏の生肉と
お米と、無添加ブイヨン、
あとはわざわざさんの人気商品である
シュトーレン

がセットで送料込みで
1万円弱!


まぁまぁ贅沢な価格なんですが


去年それをみて

「作ってみたい!」
と、トキメキました。


ですが

速攻売り切れてしまい
買えず、、、

それで今年は
発売のお知らせのメルマガが届いて
速攻、申し込みをしたんです。

実際に届いた商品は
国産の大きなしゃも!

1.8kg以上だそうで
本当に立派でした。

で、ここがポイントなんですが

実は丸どりのお肉って、

近所のスーパーでも
生の状態で売っていたんですけど

全然魅力的に写らなかったんです。


わざわざさんのオンラインショップは

写真も文章もとてもこだわっていて
興味を掻き立てられたし、

味も、品質も、
このお店のものなら
間違いないだろう

と、思い
迷いもなく購入!

私自身が「わざわざさん」という
ブランドに対して信頼しているから

安心して買える、
高くても喜んで買ってもらえる。

これがまさにブランディング
なんですよね。


「このお店なら間違いない」

という
圧倒的な信頼があると

不安なく、すぐに購入してもらえます。


私はまだ、わざわざさんの
実店舗には行ったことがないのですが

わざわざさんは
オンラインショップの
商品情報がとにかく充実
していて

食べ物や服、日用品、調理器具など
多様な商品を販売しているのですが

商品の背景や使い方なども
膨大な文章と写真で
紹介してくれて

その丁寧さも、内容も
良いんですよね。

一つ一つ丁寧に
ブランドを作っている感じがして
好感が持てる上、信頼につながっています。

今って、文字は読まれないから
簡潔に、シンプルにまとめたがる
方が多いですが

信頼され、
本当に良いものだと伝えたいなら
情報量で信頼を作れるんです。

わざわざさんはその
好事例でしょう。


体験が価値になり、値段になる


そしてもう一つ、
体験が価値になるについて。

実際の調理に際して

袋から出してみて
びっくりしたんですけど

本当に鶏の形そのもので
頭がないだけの状態!

流石にリアルすぎて
SNSにアップするのを躊躇しました。

内臓はすでに綺麗に
とってもらっているので
お腹の中はすっからかんですが

骨も生きていた時のまま!

なのでリアルに
「生き物を食べる」
って感覚になりました。


調理自体はそれほど難しくなく
水洗いをして、塩を刷り込んで、
お腹にピラフを詰めて、焼くだけです。

焼き時間は1時間20分。

20分に一度取り出して
油を塗り直す手間がありますが
基本はオーブン任せなので、

ゆったり調理を楽しみながら
他の前菜の準備とかをする
余裕もあったのも良かったです^^

そして完成ー!

もちろんパーティの主役は
この丸どり!

解体するのにわちゃわちゃしたり、
その時間も楽しかったですね。

お肉の味はシンプルに塩胡椒だけですが
それも素材の味を楽しめて
とても良かったです!

作って食べる体験が楽しかったし
思い出に残ったことは1番ですが

さらに付加価値として

同時に鳥肉を丸ごと調理して食べるという
「命を頂いている」感覚があり、

聖なる夜を感慨深くさせるというか、
子どもの食育にもいいと思いました!

うちの娘は今、保育園なのですが
あと1〜2年後には
子供と一緒に鶏の調理をしたいですね。

鶏のお肉をスーパーで買って
調理するなら
2000円〜3000円でできると思うんです。

でも好きなブランドで買って、

ワクワクして、商品が届き、
調理して、食べる。そして美味しい。

この1連の流れに満足感を得れるなら
その3倍くらいの価格も
納得なのかなと思いました。

(※商品価格は鳥だけでなく
お米、ブイヨン、シュトーレン、
送料も含んだ金額です)

こうした
一連の体験を高めることで
商品価格も、ブランド力もアップする


改めて感じたクリスマスでした。

この丸どりでのクリスマスは
我が家の毎年恒例になりそうです^^

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