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不定期日記:あ、過去形なんだそこ。

1月20日のトランプが大統領としてした最後のスピーチという事になっているあれ。色々気になることがあるのよね。流弾さんの日本語訳が素晴らしいのでへーって読んでたんだけど、

“我々はともに、国民を再び、わが国の担い手に戻した。 我々は、みずからの政府を取りもどした。”

ああ、過去形なんだここ。え、もう取り戻した?

このスピーチの始まる直前にトランプがヘリから降りてきて、壇上に上がるまでに軍が空砲を撃っている。いわゆる21 gun saluteというもので大統領に軍の最高司令官として敬意を表明する。

しかしOutlawJWさんが指摘しているように、どうも21発のはずが18(私が数えるとそう)か19(OJW説)かになっていた。つまり、この時点でトランプは大統領じゃないと軍はみなしている。軍はこういうところでヘマしない。意図的。

ご存知の通りワシントンDCは緊急事態宣言下にあったが、2020年に民主党上院議員から出された新法案が2021年1月1日から施行して、緊急事態宣言下ではFEMAに政府予算を丸ごと回すことが出来ることになってるはず。FEMAってもともと非常事態では政府が機能麻痺した状態でも持ちこたえるように裁判所が必要なら設置したり、警察したり、貨幣発行したり、選挙したり、政府がすることならなんでもするし、大統領よりも上位で命令を受けない。次の政府が樹立されるまでは。それに政府の予算全部渡すことまで可能にしたのが新法案。もしそれが株式会社の本拠地DCで起こったら?

実は、トランプは昨年の9月11日、ミシガン州でのラリーで1月1日に施行するなにかを警告していた。

「誰も知らないなにか大きな事が来年1月1日から施行だ。すでに全部サイン済み。私が選挙勝たないと大変なことになる。」

これを知ってからはトランプは選挙を盗まれるべく盗まれることで条件を整えて新年を迎えたと思うようになった。FEMAが権力移行を要求することを可能にしたのだ。

軍は独自の調査からドイツはフランクフルトにあるCIAの拠点(恐らくアマゾンAWSに居候)から、銃撃戦を征してサーバーを押収しており、不正選挙の物証はバッチリである。最高裁や連邦議会などが不正を認知してことを正すことを待っていた。

しかし、その全てが失敗して1月6日にバイデンが盗みを確定したら、FEMAが主体となりトランプを大統領から追い出すことを強いられるのだ(オプティクスのためトランプは軍を使わない)。(追記:DCが非常事態宣言になるのはもうちょい後の11日)

そしてそれを指揮したのは現役じゃなく退役軍人かもしれない。だって、軍人が入隊時にした憲法への誓いには有効期限がないんだ。国、憲法を守るのは軍人の義務だ。

だから、20日の朝のスピーチ前にはトランプは既に大統領じゃなくなっていたんじゃないかとずっと思ってたんだけど、ここが過去形だと辻褄は合う。

トランプは最後の19日まで働いて大統領令も出しているので、その時点まではれっきとした大統領なんじゃなかろうか。つまり19日に大統領令にサインした後から20日朝のスピーチまでの間がFEMAが実権奪うタイミングか。

トランプは「我々の旅はまだまだ始まったばかりだ。」みたいなことをこの最後の演説でも言ってるし、3月フロリダ州で開催されたCPAC2021での事実上の一般教書演説でもこれを繰り返している。

“All warfare is based on deception. Hence, when we are able to attack, we must seem unable; when using our forces, we must appear inactive; when we are near, we must make the enemy believe we are far away; when far away, we must make him believe we are near.”
                                                                            ― Sun Tzu, The Art of War

つまり「遠くにいる時は近いように敵に誤認させろ、近くにいる時は遠いと誤認させろ」という「孫子の兵法」の教えに習えば、トランプはもう目的達成してたりしてね。

こちらは当時に雑感かいたココログの記事。