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木造構造設計のお約束

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木構造の特殊なルールを、気がついた順に書き連ねていきます。
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#耐震性

危険な木造の間取りの例(4)

危険な木造の間取りの例(4)

第1回 北側玄関に多い例
第2回 2階建ての壁なしビルトインガレージ
第3回 階段が短辺にある建物

第4回 ビルトインガレージの外壁線が2階とずれている

近年の木造3階建てでも、まだ見られます。雨漏りや床の不陸が多いので構造設計者は避けたいですが、敷地に制限がある場合は仕方がありません。メリットとしては、車庫を広く取れる事でしょうか?

 今回の建物は、ビルトインガレージ面が、他の壁などがあり

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新耐震基準以降なのに、なぜ耐震性不足?木造編

新耐震基準以降なのに、なぜ耐震性不足?木造編

阪神大震災の被災状況から、新耐震基準以降は比較的耐震性がある、とされ、旧耐震基準の建物に絞り耐震化を進めてきました。しかし阪神大震災発生は1995年。新耐震基準で建てられた最古の住宅は1981年で、まだ築15年も経っていません。そのため老朽化がなかったから・・・という側面も見て取れます。現在、新耐震基準の建物は、築40年を超えるものが出てきており、老朽化は確実に進んでいると思われます。この点でも新

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それでも通し柱が強いという方へ

それでも通し柱が強いという方へ

木造の構造設計をやっていると、「通し柱は必ずいれてください」とか「通し柱があるから地震に安心ですよね?」と聞かれることが多いです。伝統的構法などの太い通し柱でも無い限り、通し柱の有無は耐震性にあまり影響を与えません。地震に強いと言われているツーバイフォー工法も、通し柱はありません(耐風性をアップするために通したて枠をつかうことはある)。少なくとも普通の個人住宅レベルでは、通し柱を入れたら耐震性が大

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プレカット図よりも構造計算すると梁サイズが大きくなるのはナゼ?

プレカット図よりも構造計算すると梁サイズが大きくなるのはナゼ?

木造2階建ては、基本的に構造計算していません。本来なら設計者(=建築士)が伏図まで書いて設計するのが筋なのですが、現在はプレカットという便利なものがあって、間取り等を送ると伏図を作ってくれます。

悪しき風習で若手建築士のなかでは、伏図が書けないどころかチェックもできない方もいます。分業とはいうものの悲しいものです。

さて、我々もプレカットを先に出して貰うことは多いのですが、その図面に書かれてい

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