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女性マネージャーのランチタイム問題

こんにちは、akiです。

コロナウィルスの流行により、飲み会も出張も旅行もなく雑談する機会がぐっと減りました。
そんな中、職場でのランチタイムに雑談するのが息抜きになっています。

今日のお弁当は何にしようかな、
今日の勤務シフトは○○さんと一緒だし何の話しようかな、
と午前11時すぎるとワクワクしている自分。

そんな時ふと思い出したのが、マネージャーになった頃に感じた葛藤です。

それは『女性のマネージャーは誰とお昼ご飯を食べるべきか問題』

今までの男性マネージャーは、大体 部下であるサブマネージャーや男性の若手社員を連れて外食に行く。
私もサブマネージャー時代は、男性マネージャーに誘ってもらって外食するのがいつものランチタイムの過ごし方でした。

けど、自分がいざマネージャーになってみると、男性サブマネージャー(しかも年上)を外食に誘うのが何となく居心地が悪かった。
居心地の悪さの正体はいまだによくわからないのだけれど、
”部下を連れて昼メシ=俺についてこい”みたいな方程式が、私の中で成り立っていて、それは私には出来ないし合わないなと思ったからなんだろうな、と今になって思います。

そこで、会議室で外で買ってきたお弁当を食べることにしました。
私の職場では、会議室でランチタイムを過ごすのは主に女性です。
パートの年上女性から、新入社員の女性まで、女子チームが集まってご飯を食べていました。
(時々、男子メンバーが加わることもあります)

最初は、ちょっと勇気がいった。
警戒されている空気、話題に困る空気を感じて、
「マネージャーが混ざってリラックスできないよね、ごめんね」と思ったりもしたけど、数ヶ月もしたら、慣れた。

今では、
今シーズンで面白いドラマの話
近所の美味しいパン屋さんの話
料理や家事の裏技
娘さん、息子さんの子育ての話
などなど、身近な話題から、社会問題、ジェンダー問題まで話題が尽きることは無くなりました。

最近あったジェンダーの話題だと、
「テレビで芸能人が子供の頃にスカートめくりをして遊んでいた話をしていたんだけど、男性出演者たちはそれの何が問題なのか理解できていなかった」って話で、ひとしきり盛り上がりました。
これ、スカートめくりされた女の子が嫌がっていることに想像を巡らせられないのにびっくりだよね、ってとこで盛り上がったんだけど、
自分の息子には性別で偏見を持ってほしくないと思って子育てしてきた、ってお母さん社員さんがほとんどでした(子供はもう成人している年齢)。
「男の子のお母さん視点」でのジェンダー平等に対する考え方に触れてこなかったので、「へへーっ、ここまで考えて子育てってするのね」と感服いたしました。

他にも、私がちょっとやさぐれて、
「なんで男の人って、自分より年下で年収が低くてちょっとバカな方が可愛いとか言うんすかね!」と管撒いた時には、
お母さんのようなパート社員さんが「それって女を馬鹿にしてるよね!」と私がモヤモヤしていたことを一言で言い切ってくれて、めちゃくちゃスカッとしました。

パート社員とは一定の距離を保った方がいいとか、サブマネージャーとの絆を深めることも大事とか、色々な考えもあると思います。
確かにその通りだと思うこともあるのだけど、私はこの女子チームでランチタイムを過ごす方を選びました。

”マネージャーチーム”じゃなくて”女子チーム”に入ったら、
これまた違った人生勉強ができて、結構居心地がいいよ
、と言う話でした。

女性がマネージャーになると、こうゆう些細な行動で男性マネージャーと同じような行動に違和感を感じることってあるよな、と思って綴ってみました。
他にも、たばこ部屋、飲み会でいくら多く出すか、服装は?、取引先との接待での二次会は?、とかとか。
女性マネージャーを身近で見てこなかったので、細かいところの振る舞いに結構迷う場面が多いです。
皆さんはどうしているんだろう??


最後まで読んでいただきありがとうございました。



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