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2020年に読んだオススメ本 ダイバーシティ編


2020年は、思考や知識を深めたくて、毎月10冊を目標に読書を続けました。

その結果、年間読書冊数は132冊に!

読んだ本の中で、これは人にオススメしたい! 20代の頃に読んでおきたかった! と思った本をご紹介します。

キャリア、ダイバーシティ、ビジネス知識、マネー、マインドセット、教養、カテゴリー別にご紹介していきます。


賢さをつくる 頭はよくなる。よくなりたければ。


「思考」とは、驚くほどシンプルであった。「思考」の真実を知るだけで、誰もが簡単に、かつ今より飛躍的に「頭がいい人」なることができる。
本書では、「思考」というものを《具体》と《抽象》という「2つのキーワード」と、その2つを結ぶ「たった1つの軸」で、シンプルに図式化。人間の様々な思考パターン、年齢や地位によって求められる思考能力、「頭がいい」と言われる人の思考法などをすべて「1つの軸」で説明する。曖昧な概念だった「頭のよさ」も「1つの軸」上の「動き」として可視化して見せる。
思考とは具体と抽象の往復運動である。
● 思考=「1つの軸」
● 頭のよさ=その軸を「往復する能力」
たったそれだけを知れば、賢さをセレクトできるようになる。

本書の本筋とは違う部分ですが、私自身『女性&30代&管理職』の枠に囚われて苦しかった心がスッと軽くなりました。

部長は、長期的なことを考えるのが仕事。だから抽象的なことを考える。
担当者は、目の前のことを考えるのが仕事。だから具体的なことを考える。

と、こんな主旨の部分を読んで、「あ、役割が違うだけなんだ。これならできそう。」と思えたんです。

もちろん、本書の本筋の『具体⇄抽象』の概念も面白いので是非読んで欲しいです!


仕事と家庭は両立できない?:「女性が輝く社会」のウソとホント


働く女性が増え、共働き世帯が主流となった今も、育児・介護など家庭での役割を担い、仕事との両立に悩んでいるのは圧倒的に女性です。
その一方で、もっと家庭の役割に貢献したくても、それができない男性も少なくありません。
この状況を変えていくには、育児・介護と仕事との両立を女性だけの問題とせず、
職場や社会構造の問題としてとらえる必要があります。
長時間労働や性別分業意識が根強く残る職場をどう変えていく?
フレックス勤務には落とし穴がある?
組織や社会、そして個人に求められる意識改革とは?
外交の専門家として、世界で最も影響力のある革新的・創造的なリーダーを選出する〈世界の頭脳100〉に4年連続で選ばれながら、2012年、「なぜ女性はすべてを手に入れられないのか」で、女性の育児と仕事の両立の困難を訴え、全米中の話題をさらった著者が、仕事と家庭のあいだで悩むすべての人に贈る、まったく新しい働き方+生き方。

タイトルの問いに対する答えを知りたくて読んだ本ですが、いい意味で全く違う答えをくれました。

「今までは、女性も仕事を続けるべき、出産や育児で一時的に生産性は減るかもしれないけど、細く長く働き続けることが大人ってもんでしょ?働かざるもの食うべからずだよ!」と思っていました。
でも、これって病気になったり、年老いたり、何らかの事情で働けなくなった人を社会から分離してしまう考え方だったと反省しました。誰だっていつかは老いて、誰かのお世話になるしね。

子供や高齢者も含めた家族をケアする仕事には、金銭的な価値は生まないかもしれないけど、社会を成り立たせるためには、とても重要で無くてはならない仕事。

お金を稼ぐだけが価値のあることではないと、バリバリ働いていると見失ってしまいそうな考え方に気づかせてくれた本です。



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