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#8【アイドル考察】真っ白なキャンバスvol.2_ロジックで裏打ちされた軸

はじめに

前回のvol.1では『遡れるコンテンツが無限大』
ということで、白キャン関係のコンテンツについて紹介しました。

そこから、色々動画コンテンツ以外にもHPやWikiなどを見ていく中で一つ発見がありました。それは、他のアイドルグループより「コンセプト・ミッション」と言った"こういうものを目指している"ということが明確化されている印象があります。

そこで今回は、前回と少し毛色を変えて、青木Pが考えている(であろう)
『ロジックで裏打ちされた軸』について考察していきたいと思います。


白キャンのコンセプトって?

「あなたと一緒に、大きな夢を描いていきたい。この真っ白なキャンバスに。」をコンセプトに活動するアイドルグループ。
結成当時は「重なり合ったそれぞれの色は、真っ白な光になる。そんなキャンバスに夢を描いてゆく」をコンセプトにしていた。
真っ白なキャンバスWikipediaより引用

新コンセプトも結成当時のコンセプトも『真っ白』『キャンバス』『夢を描く』という言葉が共通しています。
元々「重なり合ったそれぞれの色」が”メンバーとファン”を示していたのが、「あなたと一緒に」というメンバーが発信する形になり、”メンバーとファン”を表しているのでしょう。

”白”ではなくて、”真っ白”という言葉選びをされているがとても風情があるなと思いました。↓に引用したように、ただ単に”白いこと”というだけでなくて、”空白であること” "混じりもののないこと”という意味があります。

真っ白[名・形動]
1 純粋に白いこと。また、そのさま。純白。
2 (比喩的に)そこに何もないこと。空白であること。
3 混じりもののないこと。純粋・無垢 (むく) であること。
goo辞書より引用

やはり何かを新しく始めようとしても、どうしても”生まれ・環境・過去”といったものが影響して、本当の0から何かを始めることって難しいです。
それに対して、”真っ白なキャンバス”という、本当の0から心機一転みんなと進んでいこうという意図があるのかなと思いました。

しかし、心機一転始めようとしても、”葛藤・劣等感・孤独感”などがどうしてもつきまとってしますけど、それを一緒乗り越えていこうということが、楽曲やその世界観に込められているように感じます。

他グループのコンセプトって?

複数グループの公式サイトやwikiを漁ってみましたが、ざっくり以下な感じでした。白キャンみたいに、公式ページにどん!!みたいに書かれているところは少なかったです。

でんぱ組.inc:萌えキュンソングを世界にお届け
乃木坂46:AKB48“公式”ライバル
ももいろクローバーZ:ピュアな女の子が、幸せを運びたい
BiSH:楽器を持たないアイドル・パンク・バンド
などなど。。

白キャン公式HPのabout us

ここで紹介したコンセプトだけでなく、「ミッション」「バリュー」など新進気鋭のベンチャー企業のようなページがあるのも、白キャンの特徴かと思います。

他のグループのプロデューサーも、名言はしていないけどコンセプトなどはイメージされているのかもしれないです。ただ、それを言語化した大々的に発表などせずに、色々挑戦してピッタリとハマったところを強みにして身に着けていくようなケースが多い気がします。

まとめ

今回は白キャンのコンセプトと、その奥にはどういう意図があるのか?を考察していきました。
その中で、”白キャンや青木Pの強み”は、他のグループのように色々挑戦ももちろんするけども、根底にあるものを意識して、またそれを公言することで、ファンと一緒に”夢を描く”というストーリーを作ろうとしているのかなと思います。

もっとより白キャンのコンテンツやライブを体験することで、解釈は変わるかと思いますが、現時点としてはこのように感じております。


気になるな~という方へ推しコンテンツ

白キャンのプロデューサーの青木Pが2021年9月に公開されたnote

青木Pがメンバーに対して、現状感じる課題などを話した動画


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