少しお堅く『足のアーチ構造と役割』について
バランスケア アーチサポート インソールの
説明の前に、まず人間の足についてお話します。
地上を歩く動物(人間を含む)には、安定した歩行のため、
身体にアーチ構造(荷重に対して強固な構造)が備わっています。
四足歩行の動物の場合には、体全体がアーチ構造となっており
二足歩行の人間の場合には、
足部にアーチ構造があることで
二足直立歩行が可能となっています。
その、足部のアーチ構造は、
土踏まずと呼ばれる内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つがあり
それぞれが形を保ち、3つのアーチのバランスがとれていることで
・体重を支える。
・衝撃を緩和する。
・足部を固め、蹴り出す力を効率よく伝える。
という役割を担っています。
話は変わって、そのアーチ構造を成す骨について。
人間の身体全体に骨は、成人で206個あります。
そのうち、足部には片足に28個。両足で計56個あります。
足長で言えば、20~30cmくらいの小さな範囲の中に、全体の1/4以上の数の骨が詰め込まれているというわけです。
足部の骨格がどれだけ、緻密で複雑なものなのか。
そして、足が人間にとってどれほど大切な部位なのかを物語っているように感じます。
私達の目からは一番遠い部位の「足」。
しかし、
もっと目を向けなくてはいけない。
もっと目を向けてもらいたい。
部位であると思います。
こんな、少しお堅い話も、その一助となれば。
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