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【気ままな読書日記】14歳から考えたい優生学

優生学とは、ひとことでいえば、優れた血統をのこし、劣った血統をなくすことで、人類全体の質を向上させようとする思想です。それは、ナチスドイツだけのものではないし、過去のものでもありません。かつては世界の多くの国でおこなわれ、いまも根強くその考えはのこっているのです。(本書「訳者によるまえがき」より)

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正直に言えばあんまり面白くな・・・いやえっと、眠気を誘われる本だった。

時系列順に各国の優生学の歴史?みたいなモノが延々と書き連ねてあるのだが、登場する外国人の名前の多さにまず目眩。これが地味にツライ。
更にテーマがテーマだけに迂闊なコトは書けぬというアレがあるのか、行儀良く起伏のない語り口が続いて盛り上がりに欠け・・・・いやいや、ええっと(^^ゞ

失礼なこと色々書いてしまいましたが、たぶん私のアホが原因なのです。レヴィン先生ごめんなさい。

優生学は過去のものではないと先生はおっしゃる。
着床前診断ってワードが出てきてどきりとした。

改めてサーチしてみると、自分の中にも優生学的な感覚が沢山みつかってしまう。
東大×東大のご夫婦ならお子さんも頭が良さそうだとか、美男×美女のご夫婦ならお子さんもお顔がイイに違いないとか。
婚活者が少しでもよさそう・・・・な異性と結婚したいって希望することだって、思うこと自体は罪じゃないハズだ・・・とも考えている。

けれども。だからといってそーゆうのを無理矢理強制されるのはお断り。
絶対に嫌よな〜と思う。


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