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【気ままな読書日記】サクッとわかるビジネス教養 宗教と世界

サクッとわかるビジネス教養シリーズ。
いろんな種類があったので、あるだけ借りてきてしまった。ドカっと大人借りした中から、今回は宗教編を。


少し話逸れますが、池上先生と世界一周してる最中に遭遇したマックス・ウェーバー先生(正しくはヴェーバーとのことで、以後こちらに表記を変更)。

Audibleのリストの中に先生の本を発見した時は、「えええ!」と漏らして目を瞠ってしまった。
まさかあるとは思わなかったのだ。というのも、Audibleってまだまだタイトル数がすごーく少なくてですね、読みたいなと思って検索してみても大概『ない』のです。ないほうが普通(いや、これは言い過ぎ)。
そんな状況にもかかわらず、こうしてシッカリ一席確保していらっしゃるのですからーーー先生、凄いです。

が、しかし。
そんな幸運に恵まれつつも、開始数十分であっというまに再生を断念するハメに。

挫折です。
まったくついてゆけなかったのです。基礎知識がなさすぎて(^^ゝ
「カルヴァンとルターってどっか違うの?? 同じ派閥の仲間やないんかい!」みたいなレベルなわけですから、まずは挿絵のたっぷり入った愉しい入門書からスタートせねばなりません。その点、この『サクッとわかる』シリーズはうってつけのテキストでした。

前半で宗教を理解するための5つの焦点と世界の5大宗教を学んでから、後半chapter3『ニュースの”なぜ?”を解き明かす 宗教と現代世界』、4『キーワードでひもとく宗教と東アジア』へ。

教会の権威を重んじるカトリックに対して、個人主義的な信仰を訴える抗議(宗教改革)によって生まれた宗派がプロテスタントです。

『教会全盛時代の終焉 激変の宗教改革とプロテスタント誕生』より

だんだんと個人に目が向くようになっていくってのは、大きな社会の流れと一緒。大抵なんでもこうなんですね。

社会や経済が成熟してゆくほど宗教は世俗化し縮小する傾向のようですが、完全になくなることはないんじゃないかなーとも思います。
神様のお導き(という表現でよいのだろうか)を必要としている人もいる。たとえば私の亡き祖母のように。

🦩🦩🦩

さーて。次は何を読もうかな。


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