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新入社員が活躍するコツ

みなさん、お疲れ様です。
私の会社では本日から新年度が始まりました。
本日は入社式があり、私も参加させていただいたのですが、
やはり、フレッシュな新入社員の目の輝きは良いものですね。
ドキドキとワクワクが混在し、少し硬い雰囲気もあり・・・。
新入社員が入ってくれるということは、会社にとって非常に刺激になる
大きなイベントだと思っております。

さて、今回は、私がいつも新入社員の皆さんお伝えする、
「新入社員が活躍できる人財となるために必要な視点」
2点ほどご紹介したいと思います。


新入社員の一番大事な仕事その①

新入社員のみなさんの一番最初の仕事、すなわち「価値」は、
「組織の底上げと活性化」 である!
(と、私はいつもに新入社員に言います)

先輩の仕事は、「奪う」ことが重要です。
先輩には、もう一つ上の仕事をやってもらいましょう。
奪おうとすると、先輩は抜かれまいとしてさらに上位レイヤーの仕事をしますので、組織全体が底上げされ活性化されます。

そのためには、行動の意味を考え、考える癖をつけましょう。
言われたことだけやってる人には、大した仕事が回ってこず、価値が出せる社員にはなれません。

そして入社して2年ほど経過すると、大抵の会社では育成期間が終了します。そのタイミングでは、パーソナリティと、オリジナリティが求められてきます。言われた仕事しかしていない人と、そうでない人では、
2年後に100%、差が出てきます。    

   1年後には、自分が追われる立場に。
   2年後には、会社に貢献しなければならない立場に。
   2年間でどれだけ伸びることができるか、が、カギとなります。

そこで、私から皆さんへの問いは以下となります。
配属されたら、2年目の先輩を、いつ、追い抜きますか?                       (3ヶ月後?6ヶ月後?1年後?)
ご自身の目標を決める際のご参考にしていただければと思います。


新入社員の一番大事な仕事その②

そして、新入社員のみなさんの次の大事な仕事は、
「数百万円の借金返済」 である!
(と、私はいつもに新入社員に言います)

会社というものは、採用から育成に至るまで、皆さんに多大なコストをかけています。ある意味皆さんに「BET」、賭けているようなものです。
大抵の会社でも1名あたり数百万、私が所属する会社では2年間で2000万近くのコストをかけて、人財を獲得&育成しています。

新入社員のみなさんは、上記のように既に発生しているコストに加え、入社後は給料をもらい続けるわけですから、借金は日々増えているわけです。

その状況において、みなさんは、会社に対する借金をさらに増やすのか、それとも返していくのか。これは非常に重要な問いです。
特に私が働いているIT業界は、人が働いて「眼には見えない価値」を生み出す業界です。IT業界以外においても、自分の会社が「どんな価値を創出しているのか」を意識することは非常に重要な視点となります。

我々はこの借金を返しつつ、さらにお客様に「価値」を提供する人財になる必要があるのです。
うう、、、借金の返済が遠い。。。とお感じになるかもしれません。

ですが、ご安心を。会社というものはその借金が返せる場所なのです。
何故なら、価値を生み出すことを実践している先輩方がたくさんおります。

個人で2000万円もの借金を返済することは容易ではありませんが、企業というものは、同じ目的を持った人財が集まり、社会に価値を貢献し、利益を生む「仕掛け」を持っています。ですので、その仕掛けをうまく使うことでレバレッジを効かせることができれば、このコスト以上の利益を生み出すことができるのです。ですから、人財として社員を獲得するわけです。
(そうでなければ、コストをかけてまで人を獲得しませんよね)

不思議なもので、人間というのは同じ意思を持つメンバが集まり一つの目的に向かって動いていくと、足し算ではない掛け算のパワーが生まれます。
自分が想定した以上の価値を生み出し、世の中に価値を提供することができるのです!それが社会人の楽しみでもあり、やりがいにもつながります。

ですので、ぜひ楽しんで!借金返済をしてみてください。法人に守られた中で好きに動けるのです!ワクワクしませんか?
私はみなさんに是非、この感覚を味わっていただきたく思っております。


今回は、新入社員としての心構えについて書かせていただきました。この記事を読んでいただいたみなさんが配属される、それぞれの職場でのご活躍を期待しております。



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