20代のうちにバク転したい


20代のうちにバク転したいというのは2年くらい前からの目標だ。

友人に言うと「なにそれ(笑)」と言われる。

仕方ない。20代のうちにバク転したい人って多分そんなにいないし、私自身も別に何かきっかけがあったわけじゃないしバク転出来たからって特に何もない。

ふと思い立っただけ。

でもなんか、見える景色違うんじゃないかなって、そう思った。

元々自分は運動神経が悪いと中学くらいまで思っていた。小学校での50メートル走は女子の記録でいっても中の下くらい。泳げないし縄跳びも長くできないしドッジボールも逃げ回るだけ。習い事で武道をやっていたとはいえ、嫌々やっていたしスポーツは全然好きじゃない。

中学に入ってからも。運動部なんて見向きもせず文化部へ。私のポリシーは「人生においての総走距離を短くする」

とにかく走りたくなかったのだ。

なるべく走らない人生を選択した。

バスに乗り遅れそうでも走らない。
次のバスじゃ遅刻なので歩いて遠くのバス停まで行って別路線に乗る。

よく「いつも落ち着いてるね」と言われるのは走らないことも起因しているだろう。
走れよって時ももちろんあるが。

私の大好きなミッチー(及川光博さん)もバラエティ番組でなるべく走らない、優雅に生きたいと言っていたので私も「優雅に生きたい」をモットーにしていこうと後付けした。


高校生の時だろうか。私、運動神経そこまで悪くないのでは?と思った。おっとり系の女子校だったこともあろうか、50メートル走もクラスを大きく二分したらなんとか速い方に入るし、体育の成績もそんなに悪くない。習い事の武道も大会でそこそこの成績までいく。
決して良いわけではないが、自分が思っているほど悪くないのではないかと気づいたのだ。

相変わらずシャトルランは苦手だけど、そういった持続系のものではなく瞬発力を必要とするようなものや型にはめ込む感じのものは意外とできる。

そういう遅咲きの自信と、それから、今まで運動神経が悪いと思って体力を使わないように努めてきた反動か、23歳の今体力が有り余っている

そこで思い立ったバク転。

これ意外と無茶な目標でもないと思っている。
私は側転が出来る。側転からバク転に徐々にしていくというYouTube動画を見てイメトレは出来ている。あとは練習場所と見届け人を見つけるだけ。そこで今躓いているところである。後7年あるのでなんとかなるだろう。

バク転なんて20代で出来なければ30代で出来るとは思えないのでなんとしてでも成功させたい。

そんな調子で、20代のうちにやりたいことをピックアップしていこうと思う。

まずバク転と時を同じくして立てた目標はインドに行くこと。インドに行くと人生観変わるってよく言われるし、文化とかも興味があって一度訪れたいと思っていた。是非とも20代のうちに行きたい。これはとりあえず状況がよくなったら…
具体的な目標ではないが体力のあるうちに旅行は沢山行きたい。

もう一つの目標は転職すること。そもそも今の会社でそんなに長く働くつもりはないので数年で辞めたいのだが、少なくとも20代のうちに。

それと、どんな形であろうと舞台や演劇に関わることを始めたい。こういうのは若ければ若いほど良いだろう。

それから手に入る三島由紀夫の作品を全て読む
三島由紀夫、まだ数作しか読めていないが小説戯曲手に入るものは全て読みたい。

あとこれは近々の目標だが、良いカメラを買う。そして旅先で写真を撮り、あわよくば本を出せたらいいなぁなんて。最近いい媒体を見つけたので。わくわくする目標。

んー今ぱっと思いつくのはこの辺り。

また目標立てたら書きます。

どこまで達成できているか、30歳の私に乞うご期待。

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