ちょっとだけ報われてもいいですか③(終)
〜これまでのあらすじ〜
勤め先に実習生として来た年下の女の子と、実習から
数ヶ月後にSNSで再会。デートをすることになる
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初めてプライベートで会うことになる。なんだろう…
今まで味わった事のない緊張だったのを覚えてる。
先に駅に着いて、1分後に彼女の電車が到着する。
これまでの人生で一番長い1分だったな…。
実習で見た通りの、花が咲いたみたいな優しい笑顔。
うーん、、、かわいい!
依然変わりなくッ!!(好きな漫画のネタ)
一挙手一投足が見惚れるほどにお淑やかで、
それでも緊張してるのが分かって、安心した。
あ、自分だけじゃなかったって。
初めてとは思えないくらい楽しくて、
もっと一緒にいたいな〜って
カラオケに行ったときには、恋してたな、うん。
2週間後に会う約束をしてたから、
そこで告白してやる!って決めた。
のんびり屋の自分が既にそう思ってることに驚いた。
フィーリングとか波長とか、きっと考えるよりも先に
心はビビッときてたんだと思う。
まあ結局、
4日後に告白してしまうのですが。
もう夜とも朝とも言えない
そんな時間帯まで電話してた
「付き合ってほしい」
「……私もです」
(以下、暴走注意)
わあああああああ!!そんな事ある?!え??!
しかもさ、待って『私もです』って?え??天才?
肯定ならさ、はい、とか、よろしくお願いしますとか
もっと消費カロリーの少ない言い方あるじゃん!
そんな言葉選ぶの?!しんっっっど!!好きだ!!
という気持ちをギュウギュウに閉まって、
「うん、よろしく」
おい、カッコつけてんじゃねえよ。
心の中エレクトリカルパレードのくせに。
ということで、ノベルもどきな文体はおしまい。
超タイプな子が彼女になってくれました。やったね。
見苦しい文をよくぞ読了してくださいました。
ありがとうございます😊
おい、大丈夫だぞ。お前は、報われる。
だから生きろ。そのままの自分を信じてあげて。
高校生の僕に向けたメッセージ。
おしまい。
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