オーストラリアガマグチヨタカ
早速。
先日買った本。
鳥の箱舟。
おしゃれでおもしろい鳥さんたちの本。絶滅危惧種も載っている。
さすがナショナルジオグラフィック。素晴らしい写真集です。
Kindle版で買ったのでipadで見ると画面も大きくできてすごくいいです!
さてさて。
キレイキレイ(*゚▽゚*)と、見ていて最初に目に止まったのがこの
オーストラリアガマグチヨタカ。
私のイラストがどうかわかりませんが、フクロウのような風貌ですが、でもフクロウ属ではなく、その名の通りガマグチのような口をした「タカ」なのです。
写真で見るともっと面白い顔してますよ。
“ヨタカ“と聞いて思い出すのが「よだかの星」。
よだかは、実にみにくい鳥です。
顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。
足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。
ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうというぐあいでした。
とても醜い姿のよだかは、鷹から「お前はタカという名を名乗るな!今日から市蔵に名をを改めろ」と言われ、美しいカワセミやハチスズメの兄にあたるのにみんなに嫌われ、巣から落ちたメジロの雛を助けてあげたのに、泥棒よばわりされ。最後に夜の星になったという、宮沢賢治さんのちょっと切ないお話。
本物のよだかを見る限りではそんなに醜い感じはしないのですが、確かにハリスホーク的な鷹から見ると少し、庶民的なのかな?口開けるとこわいけど。
このオーストラリアガマグチヨタカもとても愛らしい風貌ですよ。写真を見るとホント、漫画みたい!スターウォーズに出てきそう!
なので、イラストも可愛らしく。
星になったヨタカは、隣にカシオペアがいると言っていたので、夜空を見上げてカシオペアを見かけたときは「この辺りかなよだかの星があるのは」と思い出しております。