話の通じない人

先週15日に仕事を始めて1週間が過ぎました。
時差の関係で主に午後にウェブ会議(ほぼ英語)が1日3件前後で、他の時間は会議でのメモや社内資料を見て理解を深める日々が今月いっぱい続きそうです。

幸い会社側は始業時間の後ろ倒しや1日の勤務時間の2分割(一旦離れる時間は休憩扱い)を認めてくれたので、それほど肉体的・精神的に大きな負担にはならなそうです。また基本は在宅可能なのもとても助かります。薬の服用は継続ですが最近は睡眠も安定し、入眠困難や二度寝のできない早朝・中途覚醒もほぼありません。
事実上日本法人のコンプライアンス総責任者なので責任も膨大ですが、プレッシャーはあっても嫌なストレスは感じていません。やはり色々納得感があるのが幸いしているのかもしれません。

翻って前職は何から何まで意味不明、納得感皆無な「村の掟」「謎ルール」だらけ、年齢と肩書でしか判断されず、格下は人として扱われず、ストレスと不快感以外何も得られない職場だったのは半年間愚痴り続けた通りです。しかも最後の1年はまともな仕事も与えられずにほぼ飼い殺し、真っ当な提案も「上司ブロック」で潰され、査定も給料も低いままでした。

現職と前職で一番違うのが、周りの人と「会話が成り立つ」ことでしょうか。色々な人がいるので変な「暗黙の了解」や「不文律」があまりなく、筋道立てて説明すれば聞いてもらえますし、理由を聞けばそれなりの返事が返ってきます。一方前職では保健師の女性と、顧問の方がほぼ唯一でした(昨年秋まで内部通報に無駄な期待をしてしまったのは、その顧問が密にやり取りをしたほぼ唯一の元役員だったことも一因でした)。

一方で周りを見ると、少なくとも見える範囲では前職のような人が圧倒的に多いようです。以下の↓特集はTwitterの裏垢で引用することが多いのですが、前職の昭和世代も「ジジイの壁」「粘土層」そのもの、まさに「老害」でした。

そんな老害が年功序列の閉鎖空間で「純粋培養」され、トップに上がる頃には世の中とかけ離れた「裸の王様ジジイ」と化し、その一部がこんな風に↓世の中へ出て、叩かれて表向きは謝罪や辞任をしても「何が悪いのかわからない」が本音でしょう。

そもそも同質性の高い組織の中で思考を放棄してしまう人が多いので、おかしいと指摘しても逆ギレするか、表向きは聴いてる振りをしても「馬の耳に念仏」か、そもそも理解すらできないかのどれかです。

「結婚の平等」「LGBT差別禁止」も日本の支持率は世界的にかなり高いのですが、これを阻んでいるのもやはり「ジジイの壁」「老害」なわけです。そもそも合理的に考えれば反対するメリットは皆無なうえ、部外者がLGBT当事者の人生に命令する図式自体が意味不明なのですが、その「粘土層」は頭が固くて変化自体に拒絶反応を示し、かつ年下を見下しているので、筋道を立てて説明しようが全く無駄です。

だから、自分が不快な場所から移動してしまうこと、そして不快な相手は近づけないのが一番かもしれません。この手の相手は一見もっともらしい相槌やリアクションを見せても全く言行不一致なので、そんな相手と分かったらさっさと相手にするのをやめるに限ります。得るものは不快感以外に何もありませんし。

今後は「バカと老害に恵む時間はない」で生きていきます(笑)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?