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「迷探偵しろくまさん」の3話を【解説】、結局犯人は誰なの?

(※ネタバレがありますので、本編未読の方はご注意下さい)

しろくまシリーズ最新作「迷探偵しろくまさん」の第3話がリリースされました。これまでの話とはちょっと違ったラストを迎えましたよね。結局、犯人は誰なのか?という、モヤッとした結末になっています。

動機とトリック

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動機も少し複雑でした。簡単に言えば魚屋とその密輸入先、カナダ北極圏の漁業組合の組合長とのトラブルが動機のようです。

「カナダといえばもう北極圏だ。氷の上でゴルフボールがどれだけ滑るかで、ふたりは揉めたに違いない」         (第3話、謎解き!より)

ゴルフクラブを使ったトリックもかなり複雑で、登場人物は誰一人として理解することが出来ませんでした。

「このトリックは実に秀逸だ。もっとも、きみらには理解できないとおもうけどね」「で、どういうトリックなんですか?」「おっとこんな時間だ。ペンギン達のお茶会に呼ばれているんだった!」     (第3話、謎解き!より)

真犯人はだれなのか?

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魚屋は逮捕されて一件落着。「僕」は同じ商店街の喫茶店へ。事件を通して店のマスターと親しくなっていたので、コーヒー片手に話もはずみます。

「サスペンスお好きなんですね!僕も好きです。トリックものかぁ…」(第3話、消えた証拠より)             
店のカウンターには先の割れた7番アイアンが立て掛けてあり、氷の上でゴルフクラブをもって魚屋と一緒に写っている写真があった。(第3話、エピローグより)  

ラストには魚屋本人の自白もあり、証拠もあがりトリックも破られます。「僕」も結末には納得がいかないようでしたが、しろくまさんの顔を思い浮かべたあと、ため息をついてコーヒーを飲み干し、忘れることにしたようです。

『迷探偵しろくまさん』第3話は、2話とうってかわって少し結末に疑問が残る回でしたね。しろくまさんは迷探偵かはたまた名探偵か?今後の活躍も目が離せません。


【「迷探偵しろくまさん」の作者って?】

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