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【企画】佳句鑑賞ー卯月ー

はじめに

園長の白です。
どもども。
暦のうえでは夏になりまして、初夏の俳句が賑わっているこの頃、いかがお過ごし?
ちょっとずれ込みましたが、春の終わりを彩った佳句をみなさんと鑑賞したいと思いまして、先月の佳句のご紹介。

内容

1.その月に詠まれた園の俳句をピックアップ
2.コメント欄に鑑賞を書く
3.鑑賞の鑑賞をする

参加資格

特になし(園児でなくても大歓迎)

参加上の注意

・読み味わうことがメインです。
・句の推敲は望みません。
・誹謗中傷はいりません。俺の判断で削除します。
・その他作者や読者が不快になる等の内容は俺の判断で削除します。

鑑賞してみよう〜卯月の佳句〜

一句でも三句でも鑑賞してかまわないよ。自分が読みとったものをコメント欄に書いてね。

出棺の警笛長し鳥曇

抱卵季飲み屋帰りの手のスマホ

水筒のコーンポタージュ春の山


【季語】鳥曇(とりぐもり) 晩春
【子季語】鳥雲/鳥風
【解説】秋、日本に渡ってきた雁や鴨などが、北の繁殖地に帰っていく頃の曇り空。その頃の雲は鳥雲。また、鳥のはばたきが風のように聞こえるので、その頃の風を鳥風という。鳥の群が瞬く間に消えていったあとには、曇り空だけが残る。

《きごさい》

【季語】鳥の卵(とりのたまご) 晩春
【子季語】小鳥の卵/雀の卵/抱卵季
【解説】野鳥の多くは春に繁殖期を迎える。巣を作り、その中にいくつかの卵を産むが、カラスなどの外敵にも狙われるため、保護色になっていたりする。中には、郭公のように、他の鳥に卵の世話をさせる鳥もいる。

《きごさい》

【季語】春の山(はるのやま)三春
【子季語】春山、春嶺、春の富士
【関連季語】山笑ふ
【解説】春の山は動植物の生気に満ちている。暖かな日の光を浴びて草木は芽吹、鳥獣は恋に余念がない。

《きごさい》


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