【教育】課題作文ウラ話

前フリ

 俺の入っているきいすちゃんのサークル

読書KIDS 親の会

ちょっとリアルなお仕事が忙しく、あまり話題に参加できないでいるのだが、面白そうな活動がたくさん繰り広げられている。

忙しく、あまり話題に参加できないでいるのだが、面白そうな活動がたくさん繰り広げられている。

その中に、かすみちゃんとみほちゃんが中心となって運営するまねび茶屋というマガジンがある。

『まねび茶屋 みんなでレッツ・スタディ!』

このマガジンは、小・中学生の学習方法おススメ参考書・学習マンガの記事を揃えています。
管理人は「おもしろい学習マンガや良さげな参考書を探すのが趣味」な母親二人(かすみ・みほさん)です。私たちは「おススメの問題集があるよ~」と声をかけたり、「ねえねえ、こんな時どうしてる?」の相談にみんなで「うちではこんなことしているよ」とおしゃべりできるような場所を作るためにこのマガジンを運営しています。

この固定記事の文章にあるように、母親のリアルな学習の悩みを、みんなで解決していこうという素敵なマガジンだ。

実は、このマガジンの内容を話し合う掲示板がサークル内にあってちょこちょこ覗かせてもらっているのだが、なかなかに熱い議論が交わされていて勉強になる。

本当に尊敬するレベルのマガジンなので、ぜひ世の中の子育て世帯の皆さまに登録してほしい

学校の課題作文ウラ話

 さて、そんな中に作文についての話題があった。きっと上手な作文の書き方や取り組ませ方など有益情報満載でお届けされるので、そっちはお任せするとして、俺の方は宿題を出す側のウラ話でもしてみよう😏

課題作文はこうやって決まる

学校には多種多様なコンクールがひっきりなしにやってくる。

作文でいうと、まず1番に挙がるのが学校の先生方で全ての審査が行われる県作文コンクール

これはもしかすると、都道府県によってはないところもあるかもしれない。けれども多分、国語科の教員が地区審査を担当するようなコンクールはどこにでもあるんじゃないかな。

このコンクールに出すのは、いわゆるノルマ。だから、夏休みの宿題のメインになることが多い。逆にいうと最も母数が大きなコンクールになる。

ちなみに、地区審査は、小中学校の国語の先生が各校代表で一名集まって行う。優秀だったものは、市町村が作る文集に掲載されることもあるので、どの学校も必ず参加するのである。

次は、行政系のコンクール。

市町村が行う『読書感想文コンクール』

その市町村で文集が作られる場合があり、こちらも各学校の先生に協力依頼がある場合も。当然教育委員会も後援していたりするので、課題作文になる可能性が高い。

法務省『人権作文コンクール』『社会を明るくする運動作文の部』

国税庁その他『税に関する作文』

このような作文は、その地域の出先からぜひにと協力依頼があることが多い。

最後は、色々な自治体や企業などが独自に行なっているコンクール

例えば、新聞社が行う新聞感想文や読書感想文、保険会社が主催の生命保険に関する作文、出版社主催の読書感想文、その他水やお米に関する作文、エッセイコンテストなどなど、数え上げればキリがないほどある。

お分かりだろう。

課題作文は「ねばならない作文」を中心に、国語の先生の取捨選択により決定しているのである。

学校によって、生活作文と読書感想文の二本立てだったり、いくつかの作文コンクールからの選択制だったりする違いがあるのはこういうわけだ。

もし入賞を狙うなら

さて、ここからは個人の目的によって変わる部分であるが、ここでは表彰台を狙うために、という前提で話をしよう。

当然だが、分母が小さいほど入賞の可能性が高くなる。30人の中から1人選ばれるのと、3000人の中から1人選ばれるのとでは、その違いは明らかだ。

だから狙い目は2つ。

①時期外れの作文を狙え!
②ニッチなテーマの作文を狙え!

①時期外れの作文を狙え

 作文コンクールの中には、夏休みが終わったあとに行われるコンクールがある。

例えば、全日本菓子協会主催「お菓子と私」作文コンテスト。

このコンテストは、確か9月半ばから1月くらいまで募集があるうえに、その性質から、国語ではなく家庭科の先生に回されることが多いコンテストなんだよね。

だから当然夏休みの宿題にならないし、家庭科の方から作文の宿題を出すこともないので、必然的にライバルが少なくなる

このように、夏休みの後に行われるコンクールは、ライバルを減らす意味で狙い目だ。

② ニッチなテーマの作文を狙え

 もし、得意分野があるならそのテーマに絞った作文コンクールを探すのもオススメ。

例えば、先に少し触れた「水の作文」な「お米」の作文。

実は「水の作文」は国土交通省などが主催していて、賞も内閣総理大臣賞を始め、各大臣からの賞が設けられているなど、全国規模のとても大きなコンクールである。

「お米」の作文(「ごはん・お米とわたし作文・図画コンクール」)は、全国のJAが主催のうえ、各県で、県知事賞や新聞社賞、放送賞などが設けられているため、全国規模でありながら、ライバルは県内という、母数もしぼられるコンクールになる。

その他にも探してみると、例えば文豪が生誕したり、足跡を残したりしたところで、〇〇記念作文コンクールが行われている。あるいは、図書館などの施設や有名な史跡、神社仏閣などで行われているものもある。

これらのコンクールは、テーマが絞られているために、応募してくる人が限られる。それゆえに自分の得意分野なら、グッと入賞する可能性も跳ね上がるのだ。

終わりに

今回は、課題作文のウラ話について話をしてきた。学校の宿題をこなすと言う意味で作文をやるなら、テーマが自由なものを選ぶのも良い。しかし、それだけではやりがいがないのも事実である。

どうせやるなら、入賞を目指して作文選びにハマってみるのも良いのではないだろうか。先生の紹介していない作文コンクールは日本中に山ほどある。

学校の先生にもよると思うが、俺なら「自分で作文コンクールを見つけて、作文を書いてくる」ような子がいたら、気合入れて推敲もしちゃうし、他の課題作文との振り替えもOKにしちゃうな

さあ、まずは作文コンクールをググって、自分が書けそうなものを選んでみよう。

そして、いざ作文を書くときには

きっとまねび茶屋の記事が役に立つことだろう😏







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