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『勝手に賞』をもらえたよ
鶴亀杯の投句期間が終わり、予選→決勝→各賞発表と盛り上がっているところ。そして、みんなの俳句大会のもう一つの目玉といってもいい「私設賞」もどんどん発表されているね。
これ、いいシステムだよな。
誰が何と言おうと自分はこの人のこの作品が推しなんだ!って言うの、素敵だ。
表現活動は、刺さる人には刺さるし、刺さらない人には刺さらないんだから、「選ばないこと」気にする必要はない。選ばれれば嬉しいし、選ばれなければ、その人には刺さらなかったというそれだけ。
でも、それを表現できることって案外ないし、それを公式の方が認めているってのもまだまだ多くはないんじゃないかな。
ということで、俺を推してくれた記事の紹介記事を書いてみた笑
俳句部門
くちびるに触れるみみたぶ夏の距離
☆二番目に好きな句
【2番目に好き】理由…ドキッとする。「くちびる」「みみたぶ」のひらがなの触感が効果的。ぬめっとしている感じ。
首すぢの潮のにほひの水飛沫
三句で連作なんかなー?
隠す気のない色香がぷんぷん文字から溢れています。
旧かなづかいの色っぽさ!
あえてなんだと思いますけど。
いやらしくなりすぎないギリギリのフェチズムとか、海と女性という連動、
相手の女性のパーツへのやはりフォーカスか。
うん、上手い方ってのはピンボケしないんよなー、その辺が。
余計なものがない!無駄のない作り。
異性にモテてる人の俳句。
俳句に艶があります。
川柳部門
良記事を寝かせ寝かせて俺も寝る
下書きの中寝かせないでね
真夜中のスマホあれ俺何してた?
白せんせーだってしちゃう、顔面スマホキャッチ。
良記事を寝かせ寝かせて俺も寝る
なめらかさすき
【追記】
真夜中のスマホあれ俺何してた?
一瞬の記憶、わたしもよく消えます。
短歌部門
夏休み何も変わらぬ日々なれど空刻々と姿を変えて
ゆっくりと進む時間が空に映されています。
夏休み何も変わらぬ日々なれど空刻々と姿を変えて
夏休み…長いようだけれど日が暮れるのも少しづつ早くなり、流れる雲も夏らしさを徐々に風に流し行き姿を変えてゆく。自分は何も変わっているように思えないのに、ふと見上げた空はちゃんと時の衣替えをしている様子が素敵な一首でした。
【追記】
夏休み何も変わらぬ日々なれど空刻々と姿を変えて
理由:夏休みの空は眺めて飽きないです。
夏休み何も変わらぬ日々なれど空刻々と姿を変えて
流れる水は同じに見えるけど、空って同じに見えたことが一度もないんですよねえ。暇な時に空を見上げるのが好きです。飽きません。
夏休み何も変わらぬ日々なれど空刻々と姿を変えて
白さん
夏休み、無為に過ぎているように感じることありますね。
あっという間に終わってしまう。
今年の夏なんて、暑いだけ。
でも、俳句をやっているからか、毎日空を眺めると毎日違う雲がわいています。
空の色が変わっています。
白さん、ありがとうございます。
さて、多分これでおれの作品を選んでくれたものは全部紹介できたと思う。見逃していたらごめんね。是非教えてくださいね。
これらを見て思うのは、やっぱりそれぞれがそれぞれの見方でそれぞれの角度から作品を見ていること。そういうことに触れると、人ってそれぞれなんだなーと思う。
いよいよ決勝ラウンド始まっているみたいね。
ぜひ、決勝ラウンドも楽しもう!
締め切りは、8月1日(月)の20時!
お読みくださりありがとうございます。拙いながら一生懸命書きます! サポートの輪がつながっていくように、私も誰かのサポートのために使わせていただきます!