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生まれた瞬間から 死に向かって「生きる」 生まれたことが 偶然の重なりの奇跡なら 命の終わり…
その時 あおい蝶々が迎えに来ました。 その「あお」は今まで見たこともない「あお」 「輝青」…
生まれ出ずる子らは ぎゅっと掌を握りしめ 何かを 放さないとするかのように それは 100個の風…
生きるとは痛みを感じること 痛みは命の営み 耐えられない痛みなら それ以上の痛みを与えたら…
命が尽きる病なら それを誰が止めるだろう やもすると 望むかもしれない 空は永遠 海は永遠 …
よくなる もっとよくなる きっともっとよくなる そう言ってあなたは 空へ昇っていきました。 …
手を伸ばして さわるものに 形がない方がいい 手に触れるものは 無がいい 命は 目に見えないとしたら 私は 形のないものでありたい 目にし手にしたものは 自ら形を成すとすれば それは見えない方がいい 見えないまま消えるはず そうしたら 最初からなかったもの 伸ばした手は 見えない壁を 通り抜けて 違うなにかを掴むだろう それが答と知るだろう 掴んだ掌を開いた時 そこに 何もないことにホッとするだろう わたしの命は 形ないものであることに それを確信したこと
背中で感じる風 風が私を呼ぶ 手招きしているよと そんな顔しないでと だから少し 振り返って…
さびしくなって ふと 家を出た あなたがいる街は もう春色ですか? 私の心は まだ雪の中 ああ…
私はずっと「死」を考えてきた 自分の存在自体が信じられないのです 「私は いったい なに?…