初めてのファシリテーション
職場の人から「新人との座談会でファシリテーションすることになったので初対面と話すコツを教えてほしい」と相談されたので、自己流ファシリテーションのコツを伝授しました。
毎回聞かれそうなのでnoteに記録しておきます。
「ファシリテーション」といってもパネルディスカッションやイベント時の司会だけでなく、会議やちょっとした打ち合わせの際にも役に立つスキルになります。
ファシリテーションってなに??
そもそもファシリテーションとは何か?ChatGPTに聞いてみました。
ついでにファシリテーションスキルを身につける方法も聞いてみました
言いたいことはわかりますが、明日の会議でファシリテーションしなければいけない場合、今から勉強しても間に合いません。
そんなあなたに3つのポイントをお伝えします。
事前に準備する3つのポイント
①シーンをイメージする
②プロファイリングする
③話のネタを用意する
当たり前の事のように聞こえますが、この3つを用意してください。
それでは順を追ってご説明します。
①シーンをイメージする
どんなシチュエーションでしょうか?
あなたがいるのは会議室ですか?
相手は何人ですか?
男性ですか?女性ですか?
議題は何ですか?
会議の時間はどのくらいの想定ですか?
できる限り具体的にイメージしてください。あがり症の人は何度もイメージをしていくと少しは緊張が和らぎます。
②プロファイリングする
相手の所属、経歴、性格、最近の出来事など情報をインプットしておいてください。
初対面の場合でも少しは情報が入手できると思いますので確認しておきましょう。
③ネタを用意する
話のネタを用意しましょう。
会議であれば必ず議題がありますが、テーマが曖昧な打ち合わせなどは事前にいくつかネタを用意しておくと会話が止まった時に効果を発揮します。
しかし、話のネタとして取り扱い注意なのは、宗教や政治ネタです。これらは相手を選びますので避けましょう。
また、単発ネタだとただの質疑応答になり面接のような場になります。
そして、自分ネタばかりだと武勇伝を語って終わってしまいます。
ファシリテーションのススメ
さて、実際にファシリテーターとして場をまわす時がやってきました。
ここでは、より実践的なテクニックをお伝えします。
まずは、あなたの前にいる人たちを3つのタイプに分類してください。
①話したくてウズウズしている。話すのが大好きな人。
②聞かれたら答えます。普通に答える人。
③こっちを見ないでください。話すの苦手な人。
ファシリテーターは全員に均等に話をふる必要はありません。最終結果に導くのがファシリテーターの役目ですので、状況を見ながら配分を変えて場をまわすようにしましょう。
会議序盤の意見があまり出ない時は「①話すの大好きな人」を使って場をあたため、暴走しそうな時は「③話すの苦手な人」にふってブレーキを掛けます。
「②普通に答える人」は重宝します。予め用意しておいたネタをふって誘導することができます。
このように、タイプを分けてコントロールできるとスムーズなファシリテーションが可能になります。
さらに、「否定的」「肯定的」「感情的」などの思考を付記し、タイプを細分化していくことでファシリテーションの質が向上していきます。
最後に
私は、もともと人前で話すことに恐怖心があり苦手でしたが、仕事をする上で必要になったため試行錯誤しながらやってきました。
今では、随分と緊張することはなくなりましたが、ファシった後は胃が痛くなります。
苦手だからこそ、努力してできることがありますので是非チャレンジしてみてください。
余談ですが、相手をタイプで分けることを、「人物図鑑」と呼んでいます。
自分とは合わない苦手な人や嫌いな人も、人物図鑑として見るとレアカードになるので、より深く観察してしまいます。
この話はまた別の機会にでも。
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