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初参加に向けて、書き始めるも進まぬ筆

書き出しと締めが苦手、シロイユキです。

初めての同人活動はコミティア(COMITIA146)で本を出すことに決め、準備を始めました。8月に。

イベント自体は12月頭なので夏から書かなくても全然間に合いはするはずなのですが、初めてちゃんと作品を書くため長めの時間を見積もって取り掛かり始めてました。

夏〜秋:結局、なんもしない

きちんとプロットを立てて、キャラを練って、印刷所で印刷をして…
余裕を持ってきちんと作品を仕上げるスケジュールを立ててました。当初は。

そう…余裕を持ったスケジュールを立ててるはずなのに、いざやろうとすると初められないんですよね。
まとまった時間を確保できた時にやろう、なんてことを思っていると永遠に着手はできず、どんどん遅れて気がつく頃には10月。

10月:内容を考える

さすがに焦ってきたので、ようやくまともに着手し始めました。
元々ざっくり考えていたストーリーがあったので、それをベースに世界観設定やキャラクターを練り始めたものの、いざ始めると一筋縄ではいかず。

ファンタジーにしようという部分は決めていたものの、ハイファンタジーなのかローファンタジーなのか、中世っぽい感じなのか現代に寄せるのか…。
世界観設定ってかなり悩みますね。

キャラクターも元々考えていた設定では薄すぎてしまったので、性格や一人称を練り直すとかなり時間がかかり…。

慣れていないのもあって、それだけで1ヶ月くらい経ってました。

11月頭:ちゃんと書き始める

すぐに11月になってしまい、バタバタとする中でちまちまと書き進めるもなかなか目標は遠く。
初めて書く作品なのに、一般的に短編小説と言われる3万字を目標にしたのは少し多すぎたかな、と反省してます。

書いて消して、戻って書いて。1週間で1000文字進めるのがやっとくらいでした。

とはいえ、残り1ヶ月で仕上げないとイベントに間に合わない…!!
そんな状態だったので、通勤時間と休憩時間の全てを執筆活動に費やしました!笑

正直、きっついかな?と思っていたのですが、自分には結構このスタイルが合っていたようで、意外とパッと頭の切り替えができて、やっとスラスラ筆が進むようになってきました。

やっと小説を書くのにも慣れてきたのですがここでも問題が。
…文章の語尾って、難しいですね。

気がつくと「だった。」「した。」になってしまい、なんだか説明っぽい感じに。
好きな小説の語尾がどうなってるか?を気にして読んでみるとバリエーションが豊富で。

書き直せる範囲で書き直しつつも、まずは話を完結させることを優先してざかざか書き進めました。

11月末:大慌てで仕上げる

書き終わらないまま、イベントまで残り1週間。

目標にしている文字数よりかなり少ない1万字くらいでとりあえず話は完結させられたものの、キャラクターの個性を出せていないことや語尾、説明っぽさが気になり毎日読み返しては加筆して…を繰り返してました。

この時点で印刷所に出せないことが確定してしまったので、並行してコピー本をどうやって作るか?も調べながら書いていました。
(間に合う印刷所はあったのですが、仕事の都合で家にいることができず、受け取れない意味で諦めてました。あと、イベント直搬の存在を知らなかったです。)

入稿できなかったのが悔しいなぁ、と思いながらせめてコピー本だけでも…!という気持ちでなんとか5日前に書き終わりました。

終わった感想

初めての脱稿はやりきったというより、なんとか間に合わせた…という感じで、いまいち達成感がなかったです…。

早めに着手しても、結局は火事場のバカ力と言いますか、締切前の謎のアドレナリンでなんとかする感じになりますね…。
この次のイベントで、さらにギリギリを攻めたのはまた別の機会に。


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