「直感」に従って行動していることを悟られない方がいいと思った出来事と、その理由(INFJのおきて)
Amazonプライムで配信中の「バチェロレッテ3」。
私はバチェラーも含め、過去シーズン視聴していて、今回のバチェロレッテ3も楽しく視聴しています。その際に気になることがあり、あれやこれやと考えていたら、INFJの大事な要素である直感の話に繋がったので、今日はそれについてを。
これは、バチェロレッテ3の感想記事ではなく、INFJにとって大事な気付きがあったという話しであり、視聴したことがない方でも読んでいただけるような内容を心掛けますので、お付き合いいただけますと幸いです。
※今回はバチェロレッテ3のネタバレを含みます。まだこれから見るよ!って方はご注意ください。
※バチェロレッテ3をご覧の方は、ご存じの内容かと思いますので、直感の危うさまで読み飛ばしてください。
今回のバチェロレッテが一番好きなのだが
今回バチェロレッテに選ばれた女性は、東大卒・元官僚の才女 武井亜樹さん。私は、これまでの参加者の中で彼女が一番好きです。
物の捉え方や考え方が似ているなという印象。お友達になれそうだなんて勝手に思ってます。
特に一緒だなと思ったのが「直感」について。
配信前の紹介動画で「直感ってこれまでの経験があって培われたものだと思う」というような発言をされており、わあ同じ!!と始まる前から好感を抱きまくりでした。
良かったら過去の記事を読んでいただけたらと思うのですが、そこでは直感について、亜樹さんと同じようなことを書いています。
こんな素敵なバチェロレッテなのだから、さぞかし素晴らしいお話になるぞ!と期待をしていたのですが…。
終盤に差し掛かった7話(残り2話)の時点で、亜樹さんのことを、女性として好きになっている男性が少ない?(なんなら誰もいない?)くらいに男性陣に熱量が感じられません。こんなに素敵なのに!です。メンバー中、最も彼女に好意を寄せていたであろうヴィオラ奏者の方でさえ「好きになってきている」止まり。
一説に、美人だけど男受けするタイプではない。とか囁かれていますが、万人受けはしなくても、中身含めて魅力を理解してくれる人がいてもいいのに。亜樹さんを夢中で追いかける男性が皆無なのは、なんで?
過去1好きな人物なので納得が行かない私は、自分なりに考えてた結果、ある説に辿り着きました。序盤の一場面での亜樹さんのある行動が「直感」を全面的に押し出したもので、それが原因のひとつかもしれないと。
問題の場面とは?
まず、そう思うきっかけとなった場面の説明をします。
そもそもバチェロレッテとは。バチェロレッテ(1人の独身女性)が15名の男性と旅をして、その中で結婚を考えられる1人を見つけるという趣旨の企画です。毎話の最後にローズセレモニーというものがあり、バチェロレッテから赤い薔薇を渡された人は旅に残り、渡されなかった人は帰るというシンプルなルールです。最後まで薔薇をもらい続けた1人が、結婚を見据えたお相手という事になります。
旅は、バチェロレッテに対し男性一人ひとり工夫を凝らした自己紹介をしていくところから始まります。(二人きりの状態で)。
その後のカクテルパーティーで対話をし、バチェロレッテが薔薇を渡す渡さないの決断をし、セレモニーを行うわけですが、初回だけファーストインプレッションローズなるものがあります。第一印象で気になった人に、パーティー内で渡す薔薇で、受け取った人はセレモニーを待たずして旅に残ることが約束されます。その後の展開を左右する重要なアイテムで、毎シーズン誰がもらうか注目されます。
これまでは、パーティーの途中で渡すことが常だったのですが、亜樹さんはこれからパーティーが始まろうとする時に、一人の男性を近くに呼び、ローズを渡しました。整ったお顔の内科医をされている、正に王道イケメンハイスペ男性です。当該男性も、まさかこのタイミングとは思わず、乾杯の音頭を頼まれるのだと思ったようです。
直感の危うさ
長くなってしまい申し訳ないのですが、このファーストインプレッションローズを渡すタイミングが肝心な場面だと思ったので、ここまでの流れを説明する必要がありました。ここからが、私の感じた事です。
亜樹さんは、ご自身の直感(という名の経験の積み重ね)から15名の男性について、どういう人物なのか?自分は好きになれそうなのか?相性は良さそうか?などを、自己紹介という短い時間の中で分析して、一番恋愛に発展しそうな男性を選び抜いたのではないかと、INFJの第一機能であるNi的な視点で考えました。
私も亜樹さんと同じで「直感」を大切にしていて、自分の直感とその精度をかなり信じているのですが、その感覚ってNiが第一機能や第二機能にある直感型の人特有なもので、すべての人がピンとくる話ではないと思っています。
私には亜樹さんの行動は、自身の直感を信じていて、その直感に全てを賭けた結果なんだなって、すんなり理解が出来たけれど、直感型ではない人にとっては、誤解を招く恐れがあるのかもと感じました。
自己紹介のほんの数分のやりとりのみで、大事なファーストインプレッションローズを渡してしまうことに対して
「ろくに話もしていない段階で決断するって、結局のところ選ぶ基準は顔とステータスじゃないか!」「大事なことをこんな短時間で決めてしまうなんて、思い付きで行動する人なのだろうか?」
こんな感じで、マイナスな印象を一番最初に与えてしまう可能性もあるのかなと。男性陣が亜樹さんを追いかけない理由はいくつかあり、複合的に絡み合ってこの状況になってるのだと思いますが、もし肝心なスタート時にマイナスな印象を持たれてしまったのなら、後々の関係に少しは影響がでるのでは?と考えてしまいました。
亜樹さんとしては、直感と言いつつも、過去の経験や自分の考えなど膨大なデータから総合的に分析、判断して下した結論だけれど、それが一瞬で行われるので、そのスピード感そんな分析が頭の中で繰り広げられてるなんて夢にも思わず。亜樹さんなりの根拠のある「直感」は、他の人から見ると当てずっぽうの思い付きのような、極端な良い方をすると「いい加減な行動」にも見えかねない。「直感」にはそういう危うさもあると感じました。
結論としては「直感を悟られるな」である
やっと結論に到達です。記事のタイトルからも薄っすらお気付きだとは思いますが、自分の直感を信じて行動しているという事を、リアルな人間関係においては、あまり悟られない方がよいのだと。
付き合いが長くなると、直感の精度が高い事を理解してくれるようになるのですが、そこまでの仲になる人というのがそもそも少ないので、多くの人から「思いつきで行動する人」と思われてしまう可能性が高い、そうバチェロレッテ3を視聴して感じました。
なので、この直感の精度が高い事は本当に仲の良い、私のことを理解してくれている人以外には秘密にして、周囲にバレないようにこっそりと、この能力を使っていくのが得策なのではなかろうか、と思います。
亜樹さんが、直感で自己紹介直後にファーストインプレッションローズを渡したのは、これまでにはなかった新しい展開を自ら示すという奇をてらったアイデアという一面もあったのかもしれません。視聴者側からは、今回のバチェロレッテはこれまでと違う!なんか面白くなりそう!!と期待感を膨らませるエッセンスになったと思いますが、薔薇が欲しい男性陣の中には、奇をてらうことよりも真剣に渡す相手を考えて欲しかった、そう感じた人もいたかもしれません(亜樹さん的には真剣に考えたけれどそうは男性陣にはそう見えなかった、という私の予想です)。
なので、直感ですぐに決断したとしても、それを表に出すのは一呼吸おいて適切だと思われるタイミングで行う、その方が周囲に誤解を与えることなく、決断をすんなりと受け入れてもらえるように思います。答えを受け取る側になってみれば、瞬時に出した当てずっぽう(に見えるがちゃんと「直感」から導き出した)な答えよりも、じっくり時間をかけて考えて出した答えの方がより信頼できる、そう思うことは想像できます。なので直感に従い一瞬で結論が出たとしても「私しっかりと考えましたよ!」とアピールするための時間が必要なのだと思います。今回のバチェロレッテでも、いつも通りインプレッションローズはパーティー途中で渡す、が正解だったのかもしれません。
以後、私もこういったように、決断を告げなければいけない場面に出会ったら、気をつけようと思った次第です。
「直感」を悟られるべからず
以後、この言葉を私的INFJのおきてにしようと思います。
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