人とアリとキリギリスと
ほとんどの人間は大人になるにつれて楽しい時間が減る。
仕事や家事をする時間が増えて、自由に好きなことをしたり友達と遊ぶ時間が少なくなるからだ。
そんな日が続くと「何のために生きているんだろう」なんて考える人もいるんじゃないだろうか。
でも、”一人の人間が生きる”ことに初めから意味などないと思う。
ただこの世に生まれ落ちて、生きるために呼吸をして、成長している。
それ以外には何もない。
地面を歩くアリに”死にたいと思うほどの悩み”があるのか、なんて考えたことはない。
”目の前を歩く一匹のアリが生きている意味”なんて考えもしないからだ。
人間だって所詮はそんなものだと思う。
自分の好きに生きていけばいい。
ただ、人は共存していくために社会を作ってその中にはたくさんのルールがある。
一人では生きていけないのだからルールは守らなければいけない。
お金がなくては食べ物が買えないから働かなくてはいけない。
そのくらいのこと。
あとは自分が好きなように生きればいいし、自分を大切にしてくれない人とは関わらなくていい。
でも社会には嫌な人間は必ずいて、100人に聞いたら100人があいつは”自分勝手で嫌な奴だ”と言う人間とも関わらなくてはならない時がある。
それなら、そんな人間とも仲良くいられる距離感を保てばいい。
その人だってただ自分勝手に生きているだけなのだ。仕方がない。
そんな人間でもきっと好きなことの話をする時なんかは楽しく話ができるはずだ。そんな時だけ向き合って話をすればいい。
あとは、”あぁ、自分勝手に生きているなぁ”と思っておけばいい。
裕福で幸せそうに見える人も、一人孤独に見えるホームレスも、ただこの世に生まれて死んでいくだけなんだ。
優劣なんてない。とりあえずAPEXやろうぜ。
アリとキリギリスみたいに、俺らただの人間なんだし。
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