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今日の1本 ドラマ編 その5

今回のドラマは…………なんと説明していいのかが難しい。そもそもがWOWOWなのだが、YouTubeで全編見ることができた(今はできないが)。で、中身はというと………当時2020年はコロナ禍真っ最中。なので本格的なドラマを大人数で撮る事がとても困難だった


というわけでリモートによるショート連続ドラマとなっている。当時の状況がよくわかると共に、短い割にとても印象深い作品だと私は思う


それではそんな今日のドラマはこちら!



2020年 五月の恋

常に画面は2分割
非常にわかりやすいしなんともいい絵面だ
2人の表情とか個別の動きがたまらない


大泉洋と吉田羊の2人芝居。他に誰も出ないし、そもそも顔すら合わせてなかったらしい。まさにコロナだったからこそ生まれたドラマだ


ではネタバレなしのあらすじ
2020年5月のある日、モトオはリモートワークで自宅にいた。そんな時間違って電話してしまったのは、元妻でスーパーマーケット勤務のユキコだった。慌てるモトオと不機嫌なユキコ………電話で始まる2人の物語………


こんな話だ。画面は常にモトオとユキコの部屋が半分づつ映ってる。当然固定ではなく追いかけてはいるが、あくまでも自宅内の話である。会話劇といえばそうなのだが、その最中の表情とか仕草、動きなどなど、2人の一挙手一投足全てが話を膨らませている


とはいえそこには等身大のいい大人の男女、というか元夫婦しかいない。だからこその面白さがあるのだ。2人の関係性が全5話全てで変わっていく、その姿は見ていて微笑ましい。と同時にある意味素の40後半の人の姿だとも思う

自分もいい歳になった(というかこのおふたりと同い年だ)からこそ、いつまでも子供っぽかったりすることも理解できる。いろいろありはするだろうが、歳をとっても精神年齢が急上昇するものでもない。これは多くの方々に賛同してもらえると思う


そんな大人2人のいろいろをみながら、なんだか素敵だな〜としみじみ感じるものがある。私はそう思ったのだ。こういう関係性ってそれはそれで羨ましいし、同じでなくてもこういう男女の関係っていいなと思える。自分も………と考えるのも不思議じゃないかなって………


みなさんにもご覧いただいて、どんな風に感じるのか、試してみてもらえたら嬉しい。ちなみに今はU-NEXTにて配信中だ。それこそ無料期間もあるので、一瞬契約するとかもアリなので、是非とも一度………

P.S.ドラマアワードも取ったりしてる作品だ

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