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野良猫の域外退去&ビジネスチャット

吾輩は猫が嫌いである。
名前がなくて、どこで生れたかとんと見当けんとうがつかぬ猫が増えてきた。
数えてみたら9匹もいる。
これらが宿のすぐ近くに集まって来ていた・・・

猫と庄造とひとりのおんな

谷崎は猫を愛していたという。
「猫と庄造とふたりのおんな」という小説で、猫の溺愛ぶりを描いているが、その中に我が宿名が出てくる。

だから昔と違って多少、猫にも寛容の精神を持ち合わせており、花小宿の一匹の猫が住み着いて、客用の椅子に寝そべっているのも、見て見ぬふりをしていた。何人かのスタッフがかわいがっているのも黙認。

道路の雨水にあふれた温泉が流れ込み、湯気が出て温かいのだろう。冬場は猫がその雨水の蓋の上でたむろしている。
それを観光客がスマホに収めている・・・
いわゆるSNSで発信されているのだ。

春が来て・・・

子猫がいる!
こっちにも、あっちにも・・・

気が付くとあちこちにネコがいる。

これは問題じゃないのかな?
うちのかみさんや孫は猫が好きで、ネコカフェにも行っている。
でも別の孫はネコアレルギー

昔だったら、捕まえて山に捨てにいっていたが、今はそういう事が出来ないらしい。
そして我社にもネコ好きがいる。

どうしたものか?

ビジネスチャット

社内でビジネスチャットを使用している。そこに書いてみた。

【 野良猫について 】
花小宿周辺に生息する野良猫。 猫好きが写真を撮っているが、猫が嫌いな人もいる。 子供を産んで数が増えている。 問題かな? と思っていたら、案の定 近所からも言われだした。 何とかしなければいけない。

選択肢は・・・ 捕まえて避妊処理とワクチンを打つ ワクチンを打っていないので、何かの時は誰かの責任になるのだろうか?

うちのスタッフが餌をやっているのを近所の人が見ている。 一匹当たり・・・20000円ぐらいかかるかな?


この費用をだれがどう払うか!? なん匹いるのだろうか? そして引き取ってくれるところ

これも事前に去勢手術やワクチンを打っていないとあかんかな? でも飼い猫でないので駆除処理業者へ・・・

さあどうする? みんな 意見を言ってほしい。
我が家では僕だけが猫嫌いだけど、衛生的な観点からも僕は3番を選ぶけど、かわいがっている人たちにとっては違うだろう。またある程度マスコットだというのなら数や扱い方も考えんとあかんし 忌憚のない意見を言って

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処分は可哀想ですが、これ以上増やしたくはないので、全部捕まえて去勢手術がいいと思います。 それで責任もって地域猫として死ぬまで面倒見てあげたらいいんじゃないでしょうか。」

という声が返ってきた!

先住猫♂1匹 母猫♀ 1匹 2代目 3匹♂♀不明 3代目 4匹♂♀不明 計   9匹です。 引き取り手がいなければ、去勢手術も仕方ないと思います。

既に餌付けしてしまっている猫に関しては責任を持つ必要があるでしょうね。 ただ、責任の取り方として、可愛がっておいて殺処分というのもなかなかにエゴイスティックな話だと思います。 リスト化してある9匹については去勢とワクチン接種は必要だと思います。 地域猫とした場合、どこまでその考えを近隣に理解してもらえるか、が課題じゃないでしょうか。 地域猫として管理した場合でも、それを理解頂けない近隣であれば普通に駆除の連絡が行ってしまったりしないでしょうか?また、管理外の野良猫が居た場合にも「ハナコの猫でしょ」とクレームが入る場合もありますよね。一目で明確に管理下の猫である印はいるかもしれません(耳のVカットだけじゃわからない可能性が高い) 地域から理解が得られない場合は、飼い猫としてあげるのかどうかですよね。(首輪つけて自由にしておく、クレームがついたら対処する、みたいなスタンスになるのかもしれませんが)

名前を付けて餌を与え、避妊・去勢まで行うなら「飼い猫ではありません。何かあっても責任は取りません」というのは無理があります。 放し飼いの飼い猫とするなら、アレルギーや、衛生面でも責任を取る必要があると思います。 タイムリーですが今日届いたメールです。

宿泊を予約した者ですが、ネットで検索したところ、ホテルに猫がいるらしいということですが、ホテル内で飼っているのでしょうか。同伴者が猫アレルギーなので、心配です。
  1. 以前別墅に住みついた猫は、妊娠しているのが発覚し、出産後親猫の避妊手術(さくら猫)だけして、団体ではなく猫を飼いたいという個人に猫好きな人ルートで各所に当たっていただき、確か6匹くらいいたと思いますが、いろんなかたに引き取っていただきました。 その際は親猫の猫エイズの検査だけし、陰性だったためワクチンの接種は引き取り手個人の方にお願いしました。 見つかるかはわかりませんが、個人ルートで探すというのも一考かと思います

  2. [10:18]

    1. さっ処分は愉快な話ではないので、私も反対いたします

野良猫の保護団体に関しまして

〇神戸市の衛生監視事務所(078-771-7497)に問合せをしたところ、神戸市では団体の取次ぎを行っていない。(団体がわからない)との事でした。
〇webで検索をして、保護猫活動をしている団体(神戸ノラネコTNR実行委員会)に野良猫を引き取ってくれる団体をご紹介いただけないかメールを送っています。
〇別で動物関係に詳しい方経由で情報提供いただけないか今依頼をしています。



【公式】さくらねこ無料不妊手術チケット|TNRどうぶつ基金マイページ
TNR さくらねこ無料不妊手術チケットを運営するどうぶつ基金の公式サイトです。どうぶつ基金では1匹でも多くの猫に不妊手術を施すことが「殺処分ゼロ」を実現するもっとも有効な手段だと考えています。そこで全国の獣医さんや行政、ボランティアの皆さんと協働して「さくらねこ無料不妊手術」を行っています。さくらねこ無料不妊手術事業は、飼い主のいない猫の問題を殺処分ではなく不妊手術(TNR)によって解決しようとする行政やボランティアさんを支援する事業です。


神戸ノラネコTNR実行委員会にメールで問合せた所、ワクチンは手術と同時なら1,100円との事です。(猫の捕獲や病院の搬入は先方がします。別途費用が掛かるとの事です)
引き取り先に関してですが、終生でお金を出して預かってくれるところはあるようですが無料で引き取ってくれるところはないとの事です。
神戸ノラネコTNR実行委員会でワクチン手術をお願いする場合は、まず人と猫の共生協議会にチケットの申請をしてください。との事です。
https://kobeneko-happy.com/pc/towncats.html#shien

※神戸ノラネコTNR実行委員会名にワクチン・手術を依頼する場合は、地域猫としての登録をする必要がある為、地域猫として飼うという前提になってしまいそうです。

http://www.hyogo-douai.sakura.ne.jp/jigyou.html
兵庫県動物愛護センター こちらは猫の引き取りもしていますが、殺処分を前提とした引き取りになるようです。

などなど・・・活発な意見が寄せられました。

とどのつまり

社内のビジネスチャットで活発に意見が交わされ、そして発言しない人たちも良く見ていたようで、その人たちは里親探しをしていました。

結局7匹の子猫はすぐにスタッフが引き取り手を見つけてきて、ある獣医さんは3匹も引き取って、自分で避妊手術をするという。

残りは親猫。
先住ネコの雄は、人に慣れていたのですぐに捕まえ、三木の方のスタッフの友人のもとに移住しました。

一番厄介なのが、母ネコ。
警戒心向きだし。そりゃそうだと思う。子猫は次々おりで捕まえられていなくなり、最後は旦那までいなくなったのだから当然といえば当然。

なかなかおりに入らない。

ようやく捕まえて避妊手術をして里親を探してくれるネコボランティアのもとへ。野生本能をむき出しのままであると引き取り手がないので、ちゃんと人に慣らす事をするそうだ。

いろんな組織があるもんだ。

ビジネスチャットツール

今回、多くのスタッフがスルーしていると思ったけど、関心のあることはちゃんと見ていている。

猫嫌いの僕が「捕まえて保険所に持っていけ!」なんて言おうおものなら、猫好きのスタッフからは総スカンを食らうところだった。

でも結果、皆が考えて、それぞれできる事をして、納得のいく結果が出来たと思う。それはビジネスチャットツールがあったからだと考えている。

そこでそろそろ有馬温泉でもビジネスチャットツールを導入せんとあかんああと考えだした。
もう皆が一堂に会して会議をする時代ではなくなった。参加者も減ってきているし。

コミュニケーションツールの導入とノミニケーションを合わせて、コミュニケーションの活発化を計りたいと考えている。

その後・・・

「猫がいなくなった! どこで処分したんや!」と言ってくる人がいた。
「神戸市に持っていったら殺処分するんやど!」と電話があった。
詳しく説明したけど、「そんなんだったら、お前が保護したら良いやんか!」と言いたかったが、ここは客商売。

そんあこんな事があった後、どうもかみさんと孫が僕に内緒にしている事があるようだ。

あ! 次男宅にゲージが据え付けられていて、中に子猫が2匹!

僕が猫嫌いなので、内緒にしていたのだが、子猫を2匹引き取っていたのだ!

あ~!

そして有馬温泉ではコミュニケーションツールを導入することを推進し始めました。

よろしければサポートをお願いいたします。