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頻尿の治療記録

頻尿にしばらく悩まされていましたが、治ってきたので記録を書いておきます。
結論を先に言うと、泌尿器科で処方された「ベオーバ」という薬が一番効きました。

1.頻尿の始まりと対策

特にこれといった原因の自覚はなく、半年前から頻尿になりました。
一般的には、「朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上」の場合を頻尿と言うそうですが、自分の場合は1日に13~15回でした。
下腹部に常時じんわりとした尿意があって仕事に集中できず、夜中にも2、3回起きてトイレに行き、「これでやっと眠れる…!」となったところで朝が来てしまうので、睡眠も満足に取れない状況でした。

<対策としてやってみたこと>
・飲み物はカフェインなしの麦茶メインにする
・寝る前に水分はとらない
・「水分がふくらはぎに溜まることが原因の場合もある」ということだったので、着圧ソックスを履いたり足を高くして寝たりしてみる
・骨盤底筋トレーニングをやってみる
・夜にお餅を食べてみる(観劇のときにトイレに行かない対策の応用)

ひと通りやることはやりましたが、いずれも効果なしでした。
ちなみに、骨盤底筋トレーニングは膀胱を刺激するので私には逆効果でした。寝る前に尿意を高めてトイレに行っておく、という用途にはいいかも…。
尿もれには効果があるそうなので、リンクを貼っておきますね。


2.回数と量の記録

しばらくしてから、尿の状況を把握するためにスマホでタイムスタンプのアプリを使い始めました。
単純に「記録」ボタンを押すだけで時間が記録されますが、メモも入力できるので体感的な目安で尿量の「多・中・少」を入れるようにしました。
「少」が続く場合、膀胱にそんなに溜まっていないのに頻繁に行っていることになります。
「我慢しすぎ!限界!」とトイレに行っても、実際は2時間しか経っていないということもわかりました。

3.漢方薬を服用

以前、膀胱炎を治すために「ボーコレン」を薬局で買っていたのですが、パッケージをよくよく読んだら頻尿にも効くということだったので、余っているものを飲み始めました。
その後、「八味地黄丸」も頻尿に効くと知ったので、そちらに切り替えました。1回4錠、1日3回服用です。
その結果、回数は13回→8回に減りました。
ただし、夜中に1回起きてしまうところは相変わらずでした。

4.泌尿器科に行った

漢方薬がそこそこ効いたので泌尿器科には行かずにいたのですが、別の診療科で尿検査をしたところ尿蛋白が「+1」となり、「泌尿器科に一度行ってみては」と言われたので、観念して行くことにしました。
再検査したところ、尿に異常はありませんでしたが「過活動膀胱」と診断されて、「ベオーバ」という薬を処方されました。
膀胱を弛緩させることで蓄尿機能を高める薬だそうです。
小さい錠剤で、朝1錠飲むだけです。(八味地黄丸と併用しても可とのこと)
3週間服用した結果、排尿回数が1日6回に減りました。
常に感じていた尿意がなくなり、夜も普通に眠れるようになりました。

結論としては、「早く泌尿器科に行けば良かった」でした。
病院で良く効く薬を処方してもらうのが一番です。

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