AI呪文Maker
AIが呪文を作ってくれます。呪文といってもプロンプトのことではなく、魔法の詠唱呪文です。
小説を書いていると呪文を唱えることが出てきますが自分でかっこいい呪文を編み出すのは疲れます。そこでAIの力を借りて魔法をポンポン発動していこうという趣旨です。
GTPsの利用はchatGPTの有料会員のみです。
無料で使えるCopilot版のリリースはしばらくお待ちください。
１ 基本とアレンジ
属性とレベルを入力するとchatGPTが呪文を生成します。
レベルは最大５です。
入力：「火１」
回答：【属性：火 レベル：１ 詠唱呪文：「炎の精霊よ、この手に力を。熾烈なる焔、我が敵を焼き払え、フレイムストライク！」 文字数：48文字】
簡単ですね。魔法の知識がない私でも５秒で魔法を放てます。でもこれだけではつまらないので、アレンジします。
入力：「レベル３にしてよ」
回答：【属性：火 レベル：３ 詠唱呪文：「古より伝わる火の神秘、闇を照らし敵を灼かん。この世界に一筋の光を放ち、紅蓮の業火にて道を開け、インフェルノ！」 文字数：62文字】
少し強くなりましたね。魔法名がシンプル過ぎるのでもう少し長くしてもらいましょう。
入力：「長い魔法名がいいな」
回答：【属性：火 レベル：３ 詠唱呪文：「古より伝わる火の神秘、闇を照らし敵を灼かん。この世界に一筋の光を放ち、紅蓮の業火にて道を開け、グランディオーソ・マグナ・インフェルノ！」】
魔法名だけ長く変更できます。つぎにラテン語っぽい魔法名をドイツ語にチェンジしてもらいましょう。
入力：「ドイツ語の魔法名にして」
回答：【属性：火 レベル：３ 詠唱呪文：「古より伝わる火の神秘、闇を照らし敵を灼かん。この世界に一筋の光を放ち、紅蓮の業火にて道を開け、グロースフュアーヴィンデ！」】
魔法名がドイツ語になりました。アレンジも簡単ですね。
せっかくの呪文なので＜AIイラスト描くよ＞でプロンプトを作ってDALLEさんにインフェルノをイラストを描いてもらいました。
アレンジとして他には、詠唱部分を詩的にしたり、かっこよくしたり、四字熟語を多用したり、かわいくしたりといろいろできます。さすがchatGPTです。
２ 魔法名を指定
最初から魔法名を指定できます。例としてみんな大好きエクスプロージョンで試しましょう。
入力：「エクスプロージョン５」
回答：【属性：エクスプロージョン レベル：５詠唱呪文：「遥か古の時代より続く、終わりなき炎の力よ。我が呼び声に応え、この身に宿りし極限の炎、世界の隅々まで燃え広がり、全てを焼き尽くせ、エクスプロージョン！」】
魔法使いの全力のエクスプロージョンですね。
ただ、属性がエクスプロージョンっていうのは変ですね。このあたりは、アップデートをお待ちください。
この呪文も＜AIイラスト描くよ＞でプロンプトを作ってDALLEさんにイラストをお願いしました。
３ 新ジャンル開拓
呪文を生成する本体はchatGPTなので、ちょっと無理な注文も真面目に答えてくれます。
入力：「無 ３」
回答：【属性：無 レベル：3 詠唱呪文：「虚無より生まれし力、この世の全てを飲み込む闇へと導け。我が意志に従い、終わりの幕を引け、ヴォイド！」 文字数：56文字】
消し去る魔法を予想してましたが、闇魔法っていう感じですね。では、消し去る魔法ぷりーず。
入力：「全てを消し去るような魔法がいいな」
回答：【属性：無 レベル：3 詠唱呪文：「終焉の空に君臨し、全てを席巻する無への召喚。存在を否定し、無に帰せしめよ、エクリプス・ヴォイド！」 文字数：60文字】
形あるものはいずれなくなりますが、早く消えてもらいたいときには便利な魔法です。
ヴォイドの闇属性らしさがわかるイラストになりました。
では、少し変わった呪文を唱えてもらいましょう。
入力：「家 ２」
回答：【属性：家 レベル：2
詠唱呪文：「静寂の中で囁かれる、この家に平和を。遠い祖先の力を借りて、守りを強化せよ、セキュア・ハビタット！」文字数：52文字】
家属性魔法とか初めて聞きましたよ。家属性魔法は防御系のひとつっぽいです。この呪文も＜AIイラスト描くよ＞でプロンプトを作ってDALLEさんにイラストをお願いしました。
属性と言えばフェチが頭をよぎります。さっそく試してみましょう。
入力：「眼鏡属性 ４」
回答：【属性：眼鏡 レベル：４ 詠唱呪文：「古より伝わる智慧と知識の源、この眼に宿る無限の視界を通じ、真実を映し出せ。我が願いを形に、スペクタクル・インサイト！」 文字数：76文字】
眼鏡属性魔法も実在するようです。すごいなAI！
この呪文も＜AIイラスト描くよ＞でプロンプトを作ってDALLEさんにイラストをお願いしました。
メガネっ子来た！みなさんはどんな属性持ちでしょうか？
まとめ
魔法を手軽に唱えられるって素敵ですね。
今回GPTsに設定したのは詠唱部分、魔法名、魔法レベルに対応した文字数、魔法名の言語（日英独ラ）だけです。詠唱部分のスタイルを指定すると小説内での統一感がつくれるかもしれません。
よく使う魔法のスタイルが決まっていれば、自分用にアレンジしたGPTsを作っておくとさらに便利になります。
GTPsの利用はchatGPTの有料会員のみです。
無料で使えるCopilot版のリリースはしばらくお待ちください。
みなさんも自分の好きな属性を試してみてはいかが。
それではみなさん、Have a good AI !
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？