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転職活動で1番大事?! 『面接対策』

みなさん、こんにちは!
建築系の会社で働くサラリーマンのシロヤギです。

「面接って苦手だし、どんな対策していいか分からない、、。」

結局ほとんど対策せず、、
書類は通過するけど、面接で落ちてしまう……。

せっかく転職活動を始めたなら誰もが面接通過したいと思っているはず!

私自身はそもそも面接が苦手であると分かっていたので、とにかくやれるだけの面接対策をしていました。

準備が功をそうしてか、転職活動で計7回面接しましたが、全て通過!
最終的に絞った3社からは全て採用を頂くことができました。

面接準備は、転職活動の中で1番重要と言っても過言ではありません!
今回は、私が実際にまとめていた面接対策の内容をお伝えしたいと思います。



『1.身だしなみの確認 』

当たり前の話ですが、身だしなみはやっぱり大切です。
面接でどんなに完璧な受け答えができたとしても清潔感がなかったら、印象は悪くなります。
面接官も初めて合ってから30分〜1時間で採用するかどうかを判断しなくてはなりません。
パッと見の清潔感は大事です。

心理学のメラビアンの法則でも第一印象は3秒で決まると言われています。
しかも視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%です。視覚による情報は重要です!

第一印象でつまづいてしまうと1時間の面接で印象を取り戻すのには苦労します。面接では変に個性は出さずに清潔感を重視しましょう!

基本の基本ですが、下記のような服装を参考にしてください。
※あくまで男性の場合の一例です。

■男性の場合
・髪型  :短髪が無難
・スーツ :ブラックor ネイビー系
・Yシャツ: 白 or 水色
・靴下  :黒系
・ネクタイ:ブルー系(ネクタイピンも可)
・靴   :黒 or 焦茶の革靴
・鞄   :黒系

就活を経験していれば問題ないかと思います。

上記のような清潔感のある無難な格好で臨みましょう!

面接で印象付けるのは服装ではなく、受け答えや表情で!

気を付けていきたいのは、
・スーツやシャツに皺がないか
・靴に汚れがないか
等の普段出社するならあんまり気にならないけど、清潔感に影響しそうな部分です。
身だしなみでつまずかないように、しっかり準備していきましょう!




『2.当日の持ち物 』

基本的に持ち物に時別なものはありません。
と、言いたいところですが、
建築系では特別な持ち物が1つあります。個人的には必須だと思っています。それについては後述します。 

『持ち物』
・履歴書、職務経歴書(依頼があれば)
・会社までの案内図を印刷 or 携帯で画像保存
・筆記用具(黒ボールペン)
・腕時計
・ハンカチ、ティッシュ

必須アイテムの説明に行く前に意外と大事なものをご説明します。それは、

「会社までの案内図を印刷 or 携帯で画像保存」

です。スマホで検索すれば間違いなく行けるのですが、ビル街で電波が入いらなかったり、地下道で電波が入らないだったり、
都内であっても場所によってはネットに繋がらず、焦ることがあります。

面接に落ち着いて臨むために、ネットに繋がらなくても会社に到達できるように準備しておきましょう!

そして、建築系で必須アイテムなのが、

「ポートフォリオ or 作品シート」

です。最初から設計事務所やゼネコン設計部、アトリエへの転職を考えてる方には当たり前の持ち物かもしれません。
ただ、お伝えしておくべきは不動産系やCM・PMに進もうと考えている方々です。

「デザインを売り出すつもりじゃないから不要でしょ。」


なんて思ってないでしょうか?
ポートフォリオはデザインを伝えるためだけでなく、関わったプロジェクトを説明するときに優れた武器になります。

ポートフォリオといっても綺麗に建築家の作品集みたいにまとめる必要はありません。
設計事務所やゼネコン設計部に転職を考えている方はデザインを意識してまとめる必要があるかと思いますが、
それ以外の転職先を視野に入れている方は、
「関わったPJの写真+簡単な説明文」程度のポートフォリオでOKです。

面接官にイメージを伝えやすくするための写真と、順序立てて説明するための説明文があるだけで面接の成功率は格段に上がります。
熱意も伝わるしデメリットはほぼありません!

「持ち物まとめ」
・履歴書、職務経歴書(依頼があれば)
・会社までの案内図を印刷 or 携帯で画像保存
・筆記用具(黒ボールペン)
・腕時計
・ハンカチ、ティッシュ
・ポートフォリオ or 作品シート



『3.入室から退室までの流れ』

ここからは面接時の実際の流れと、事前にしておくべきことをご紹介します。
私自身も体験することが多かった入室の2パターン退室の2パターンの流れと、事前準備で何をすべきかをお伝えします。

「入室から開始のパターン」
① ノックは2回
② 失礼しますと言ってから入室
③ 扉は振り返って閉める
④ 正面に向き直して挨拶 
「(名前)と申します、本日はよろしくお願いします。」
⑤ 着席を促されてから着席

「先に入室して待っているパターン」
① 受付の方に部屋の席まで案内される
② 面接官がくるまで待機するように指示を受ける
③ 着席して背筋を伸ばして待機
④ 面接官が入室してきたら立ち上がって挨拶「(名前)と申します。本日はよろしくお願いします。 」
⑤ 着席を促されてから着席

「面接官が先に退室するパターン」
① 椅子から立って「ありがとうございました」と挨拶してからお辞儀。
② 面接官が退室するまで立って待機。
③ 面接官が扉を開けた時に再度「ありがとうございました。」と挨拶してからお辞儀。
④ 人事の方が来るまで着席して待機。

「自分が先に退室するパターン」
① 椅子から立って、「ありがとうございました」と挨拶してからお辞儀。
② 扉の前に立って振り返ってから「失礼いたします」と挨拶してお辞儀。
③ 扉も丁寧に閉める。


基本的には上記のパターンの組み合わせでした。
事前に流れをイメージしておけば問題ないかと思います。

そして、面接時の受け答えで注意しておくべき事としては5つあります。

「姿勢」
30分〜1時間も姿勢を保てない人に好感は抱きにくい!面接官がいない間も背筋はしっかり伸ばしておきましょう。

「ハキハキと喋る」
語尾が小さくなると自信がなさそうに聞こえて、
不安感を与えます。

「謙虚に自分の意見」
自分の意見を伝えるのは当たり前ですが、自信満々の雰囲気にならないことが大事です。
チームの一員となるので相手を尊重できる謙虚な姿勢が大事です。

「相槌」
全くしないのは当然NGです。相槌を打ちすぎたりするのも不自然です。適度に行うことで、自分の緊張もほぐしていきましょう。

「表情」
緊張で少し硬っても、やっぱり笑顔で!を意識しましょう。
笑顔で嫌悪感を抱く人は少ないです。笑顔がどうしても難しい場合はせめて朗らかな表情を意識しましょう!

以上、5つを意識することが重要です!
面接時の心得になればと思います。

面接当日の流れの練習も重要です。
やっておくべき準備は脳内シュミレーションと、家での模擬練習です。

脳内シュミレーションはいつでもできます。
重要なのは家での模擬練習です!
家の扉を使って入室の再現から、リビング等の椅子に座って姿勢を正すところまでするのがおすすめです。

何事も慣れていなければ、スムーズにできないものです。焦ってしまうと変な動きをしてしまったりもしてしまいます。
1度でも家でシュミレーションをして変な失敗をしないようにしましょう。


『 4.自己紹介・経歴 』

自己紹介と経歴は、面接の最初にほぼ確実に求められます。職務経歴書の内容に合わせたものを準備しましょう。
大体の場合、面接官は職務経歴書を見ながら面接しています。
職務経歴書の内容と齟齬がないようにしておくことは基本です。

受ける業種によって内容を変えていく必要はありますが、ベースを決めてしまえば後はリメイクしていくだけです。

一例にはなりますが、私が実際に話していた自己紹介・経歴をご紹介します。

(名前)と申します。本日は貴重なお時間頂きありがとうございます。
私は(最終学歴)を卒業してから約◯年間、現在の職場で設計職に従事して参りました。
業務としては、主に◯◯◯m2の小規模な建物から◯◯◯m2を超える大規模な(建物用途①)を担当してきました。
他にも基本構想やボリューム検討では(建物用途②)、(建物用途③)なども検討してきています。
最近では◯つのプロジェクト推進していまして、新築もこなしていますが、既存建物がある中で増築したり、既存改修したり等の与条件が複雑なものを整理しながら進めるプロジェクトを推進してきました。
特に基本計画〜基本設計までは多く担当してきており、(建物用途①)、(建物用途①)を含めた複合施設では御社の即戦力になれるのではないかと考えております。以上です。

( )内や、◯◯には自分の経験やスキルを当てはめてみてください。
あくまで一例ですが、こちらをカスタマイズして自己紹介・経歴紹介しても良いかと思います。

話す内容まで決められたら一度読み上げてみてください。喋りづらければ自分の話言葉に変更して噛みにくい文章構成にしてみてください。

最初の自己紹介と経歴をスムーズに話せると緊張感もほぐれて、どんどん受け答えしやすくなっていきます!


『5.想定される質問の回答準備』

最後の準備です。
想定できる質問を考えて、回答を準備しておきましょう。
具体的に質問を想像して、全て書き出してみてください。質問に対して理想と思える回答を書き出すところまで行いましょう。

私自信も面接では一般的な質問から、とても切れ味のある質問まで受け答えをしました。
予想外の質問があっても、準備をしていた回答に近付けることで落ち着いて受け答えすることができました!

私が実際に準備していた想定質問と回答集があるので、後日まとめていきたいと思っています!


『6.まとめ』

いかがでしたでしょうか。

1. 身だしなみの確認(髪型、服装)
2. 当日の持ち物
3. 入室から退室までの流れ
4. 自己紹介・経歴
5. 想定される質問の回答準備

ここまでまとめてきましたが、どの項目もとても大切です。
職務経歴書は今までの経験を記載するしかない(※書き方は重要)ので、転職活動を始めてからすぐに改善することはできません。
ただ、面接に関しては準備さえしていれば結果を大きく変えることができます。
面倒臭くてみんながやらないことだからこそ、準備した人が輝きます!

転職活動で面接対策で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

今後も建築系のサラリーマンとして、
「建築という職業を活かした人生設計」を 転職、一級建築士の勉強法、投資の観点から発信していこうと思います。

それではまた!

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