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とっても不穏な兎と亀。1/5

むかし昔の話です。
とある山の麓に兎の家族が暮らしていました。
兎と奥さんと子供一人の3人家族です。

ある日のこと、兎はいつもの様に家族を家に残し、次の日の朝食を収穫しに山に登りました。
もう夕日が沈んでしまいそうな中、兎は必死で逃げていました。
兎の10メートル程後方に視える大きな眼光、鋭く尖った大きな牙。
なんでも飲み込んでしまいそうな大きな口。
そして、兎の家族の近くに潜む小さな影。


初めまして、黒色の白熊です。
これからなんちゃって短編小説を5日間にわたって分割投稿していきます。
拙い文章ですが、最後までお付き合いください。
次回の投稿は8月1日(火)です。

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