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Account Engagementでプロスペクトのアクティビティを追跡!
過去記事でAccount Engagementでホストされるサブドメイン配下の「内部ランディングページ」を作りましたが、今回は会社ドメインでホストされる「外部ランディングページ」をトラッキングする方法について書きます。
まず、前提として「外部ランディングページ」を使うケースは下記のようなケースが考えられます。
既存のランディングページを持っている
ドメインパワーがあり、サブドメインよりもドメイン側の方がSEO的に有利
ランディングページが稼働中のバックエンドシステムに繋がっている
VueやReactなどのフレームワークを使用する
動画やJSでグリグリ動かすようなフロントヘビーなページを使用する
「外部ランディングページ」はHTMLコードベースで作られるので、制作上の自由度は「内部ランディングページ」よりも高いですが、その分、高度な知識を要求されるので、「内部ランディングページ」はノーコードで社内でサクッと「外部ランディングページ」は専門業者にオーダーという使い分けになるかもしれません。
「外部ランディングページ」上のプロスペクトのアクティビティを追跡するにはソースコードにトラッキングコードを埋め込みます。トラッキングコードを埋め込むとプロスペクトのアクティビティの追跡が一意のクッキーに紐づいてドメイン〜サブドメイン間でシームレスに行われるようになります。
トラッキングコードは「Account Engagement設定 」の中の「ドメイン管理」から発行されます。もし、ここで表示がされていなかった場合、「アカウント設定」の編集ボタンを押して「ファーストパーティトラッキングを使用」にチェックを入れてからもう一度「ドメイン管理」に戻って下さい。
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トラッキングコードはデフォルト以外にもキャンペーン別にユニークな値を発行できます。その場合「キャンペーンを選択」から紐づけたいキャンペーン名を選びます。
「ウェブからの流入」のような大雑把なつかみで良い場合はデフォルト値だけで良いですが、「外部ランディングページ」のデータ分析にキャンペーン単位での軸を加えたい場合はここで設定します。この辺のお話は長くなるので次回の記事でお話させてください。
トラッキングコードはそのままランディングページに埋め込んでも、GTM経由で設定してもOKです。GTMの設定のしかたはコチラの記事を参照してください。
最後に一点、Account Engagementでトラッキングするページは特定の商品やサービスなど、マーケティング活動の鍵となり、アクティビティを追跡する価値があるページに絞るのがコツです!
会社サイト全体までトラッキングしてしまうと「今」フォーカスしたい情報が、プロスペクトの広い範囲のアクティビティによってボヤけてしまって意味のあるデータを抽出できなくなってしまいます。
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