見出し画像

LPはAccount Engagementの中に持つべきか、外に持つべきか?

Account Engagementの核となるマーケティングアセットにはランニングページ、フォーム、メールなど幾つかありますが、ランディングページについてその種類や作り方をご紹介します。

ランニングページを作るにはHTMLの知識が必要ですが、Account Engagementではノーコードでマーケティングアセットを作れるビジュアルツールが用意されています。マーケティングプロセスの局面ではスピーディーにコンテンツを変更する場合もあるので、ワードプレス感覚で扱えるのは嬉しい機能ですね。

Account Engagementのビジュアルエディター

Account Engagementで作られたランディングページやフォーム、メール等のマーケティングアセットはコンテンツであると同時に、それ自体ユニークな名前とキャンペーン名、日時、数量などのプロパティを持ったデータセットになります。

例えば、ランディングページはデザインとコンテンツでビジターに情報を伝えるビジュアルアセットですが、同時にビジターのアクティビティデータをその内部にもつデータアセットでもあります。ちょっと抽象的な言い方になってしまいましたが、Account Engagementのマーケティングアセットはデザインとデータが一対になっているという感覚で掴んでもらえたらOKです!

内部ランディングページが持つデータプロパティ

上の図はデータマネージャーというアプリケーションでランディングページの持つデータセットを表にしています。この表を見るとランニングページ毎に様々な統計指標を得ることができるのが分かりますね。

と、ここまではAccount Engagementの内部ツールで制作し、ホストするランディングページについて書いてきましたが、一方、レンタルサーバやAWS等で会社ドメイン配下で既に運用されているランディングページをAccount Engagementのマーケティングアセットとして使うことは出来ないのでしょうか?

全然出来ます!

方法は簡単で、トラッカードメインの記事でご紹介しましたトラッキングコードを既存ページの</body>タグの直前にペーストします。これだけでドメインとサブドメインの間を一意のクッキーを介してシームレスにビジターやプロスペクトのアクティビティをデータとして記録することが出来ます。

さて、それなら新規にランディングページをつくるのは、どちらのホストでもOKなのでしょうか?

OKです!

会社ドメイン側でもAccount Engagement側でも自由にランディングページを併存させることが出来ます。でも、自由すぎてどちらを選べばよいか迷ってしまいますね。

両者の使い分けのポイントとしては、前述のAccount Engagementのビジュアルエディターでランディングページを作りたい時は、Account Engagementがホストするサブドメイン側で、既存のウェブコンテンツやドメインパワーの連続性を重視したい時は(HTMLの知識は必要ですが)ドメイン側で作ると良いでしょう。

ここまで書いてきて、「Account Engagementがホストする〜」がちょっと長いのですね・・・。今後は便宜上、Account Engagementがホストするランディングページを「内部ランディングページ」、ドメイン側でホストするランディングページを「外部ランディングページ」と呼ぶことにします。

次回ではAccount Engagementで「内部ランディングページ」を作ってみたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?