えほんの ことばに いやされる。
図書館から、レオ=レオニの絵本を借りてきた。今朝音読しながら、じっくり味わうとなんでか泣きそうになった。谷川俊太郎さんの訳。言葉ひとつひとつに命と息づかいが潜んでいる。そんな気がした。外国語から訳すために、そぎ落としてそぎ落として、それでやっと残った言葉たち。声に出して読むと言葉がすうっと染み出すよう。
お休みしている後ろめたさ。みんなのいう「幸せ」「苦しみ」。一般論でがんじがらめになってしまいそうな心。それを「いいんだよ。そのまんまで。だって、私たちは生きている。それだけでいいんだ。」そんなことをもっと優しくまあるく伝えてくれる。
やっぱり絵本はいいなあ。また図書館に行ったら、借りてみよう。絵の色・技法にも目が癒されます。
読んだ本📙
・スイミー
・じぶんだけの いろ
・フレデリック