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肉牛への想い

数年前。

まちゃさんが先に、

牧場バイトを始めました。



私にもお声がかかったのですが、

その頃の私は

動物が苦手で、

ましてや肉牛なんて可哀想で、

できないと言って

お断りしたのでした。


ところが、

昨年の10月ごろ。


朝起きて、

意識が追いつく前に、

口が勝手に、

「私、牛仕事やろうかな」

って、

まちゃさんに伝えてました。

これって、

メッセージを受け取ったのだと思います。

自分でも

ビックリしましたから〜。


仕事を始めてみて、

思いのほか、

動物は大丈夫でした。

でも、

20ヶ月ほどで出荷されてしまう

肉牛に対する同情心は、

なかなか拭えず。

気持ちの置きどころが

見つけられずにいました。



いつだったでしょう。


この仔牛たちって、

人間の子供と一緒だなぁ、と

思うようになり、

「愛しているよ♡」と、

こころで、愛を伝えるようになりました。


最近では、

「生まれてきてくれて、

ここに来てくれて、

ありがとう」

と感謝の気持ちを伝えています。



いつかは

人間の食用となる予定の牛たちですが、

生きている間、

ここにいる間は、

精一杯、愛情こめてお世話をし、

幸せに暮らしてほしいと

願っています。



生まれてきた価値は、

人でも、牛でも、木々でも、

物にだって、

なんにでもありますよね。



肉牛に対して

どう接するか。


正解はわかりません。


でも私は、

そういう気持ちで接し、

お役目を全うすることが、

私にとっての

正解だと信じています。



帰るときにいつも、

仔牛たちに向かって、

「明日まで元気でおれよ〜」と

声をかけています。


牧場の奥さんが言うには、

彼女のばあちゃんも、

いつもそう言ってたそうです。



ばあちゃんに呼ばれたのかな?私、、、笑。



私がいるときには、

不思議と牛が元気だと

奥さんが言っていました。

天気の影響もあるかもしれませんが、

そうだったら、

想いがすこしは通じているのかな。

嬉しいな。




皆さんも、

明日まで元気でおるんぜよ!(ばあちゃん風に!)


今日も、世界の平和をこころから祈っています。






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