見出し画像

基本的なことから、見えてくること

一年かけて取り組んできた各店舗とのミーティングが、先日の阪急うめだ店を終え、27店舗とりあえず一周することが出来ました。
最後は思いっきり怒ってしまったのですが…。

「最低品質の底上げから、各店らしさがある店舗運営へ」を掲げてやってきました。
昔は、どのシロ店舗に行っても最低限の接客が遜色なく行われることを標榜してやってきましたが、今ではお客様の数やスタッフ数、それに応じて当然売上規模も店によっては3.5倍も異なる状況なので、全体統一というよりも各店のありたい姿をちゃんと定めたいことが目的でした。その姿を実現するために何を具体的に日々努力し、その取り組みが結果的にどんな数値に現れるか指標を定めたりと。

まあけど一周して思い返してみると、はじめたきっかけってそんな大層なものでもなく、単純にお店で頑張ってくれているスタッフと繋がりたかっただけの様な気がします。お店の数はここ数年増やしてなくとも、各店の規模が大きくなってどんどんスタッフの数は増えていきました。そして全ての方の採用面接にも携わってないので、顔と名前の知らないスタッフも比例して増えてしまい…。
そんな憂いがこの店舗ミーティングを開始したプリミティブな想いでした。
いざ一周してみると、いろんな発見がありました。
発言は苦手だけど、ノート目一杯に考えてることを書き留めてくれてたり、緊張してるだろうに精一杯の発言を繰り返してくれたりと。
派手さも特別な感じもしないけれど、実直で素直なそんな姿勢がお客様に伝わればいいなって思えたし、振り返るとそんない微笑ましい瞬間に溢れていた気がします。

僕もこの取り組みが瞬間風速にならないように、良い形で継続して、本質的に意味のある場となるように来年からも努力したいと思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?