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【雑談】45ヶ月が経ちました。

noteを始めて、45ヶ月が経ちました。

いつも読んでくださる皆様、スキ・コメント・フォローをくださった皆様、本当にありがとうございます。

42ヶ月が経過したその後、公表した作品(シロクマ文芸部参加作品を除く)は計4作。

今回はそれらにつき、恒例のあとがきを書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いください。


①『告白水平線』(カバー小説)

椎名ピザさんの同名小説をカバーした作品。
ご本人発案の「小説をカバーしよう」という大変面白い企画に参加させていただきました。
無駄を削ぎ落とした原作の強度に触れ、「"書かない"って強いな」と感嘆。余白をどう埋めるか、そこにどのように個性を織り交ぜるか、に注力しました。
ひとつ前にヱリさんが公表されたカバー作が秀逸で、とてもやりづらかったのを覚えています。


②『ニトロ』(掌編)

三羽 烏さん主催の企画『私のこと好き?』への参加作品。
いつもと違う層の方にお読みいただけることを想定し、「甘々なお題をこんな風に料理するタイプです」と自己紹介できるような内容にしました。
奇しくも前作同様、見出し絵に『I love you.』の文字を使うことに。
ただ書きたいものを書くわけでなく、「白鉛筆がどう見られるか」を幾分意識した、めずらしい例となりました。


③『懐疑的アンブレラ』(掌編)

傘を買うタイミングがわからない。ただそれだけの話です。


④『プレデターございます』(掌編)

武川蔓緒さんがピリカ文庫に寄稿された小説、『里神楽』の一節をタイトルにお借りした作品。
キラーワード過ぎて、タイトルが本編のような存在感を持っていたため、それにそっと添えるような内容にしました。
武川愛ゆえ、無意識にも同じく武川さんがピリカグランプリを受賞された『夜の指』と重なるテイストに。
本当、どうやったらこんなフレーズを思いつけるのか、教えて欲しいです。


以上です。

シロクマ文芸部での連載に軸足を置いていたため、それ以外のオリジナル作品については、企画や他作品からのインスパイア等、きっかけを多くいただいての執筆となりました。

自分の内側から出てくるものでなく、外から刺激をいただいて書くことは、新しい気づきや学びをいただけます。
特に椎名ピザさんのカバー小説企画は秀逸で、またこのような機会(と時間的余裕)があれば、是非とも参加したいと感じました。

皆様の作品や活動に触発されながら、少しずつ世界を拡げていければ、との思いです。機運が高まり、「コラボしましょう」といきなり白鉛筆が押しかけるかもしれませんが、その際はご迷惑でない範囲でお付き合いをいただければ幸いです。

これからもよろしくお願いいたします。
白鉛筆でした。

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