老害なんかに負けたくない。～新しいパート先での事件～

私は役所で週3回パートをしている。

先日窓口に、ひとりの男性がやってきた。
子綺麗な身なりの、初老の男性だった。

私は今月働き始めたばかり、まだまだ修行中のため、
受付をしたのち、すぐに先輩が変わってくれた。

その先輩に対して「責任者を出せ！」と。
騒ぎはじめたのである。

出た出たー。

先輩から聞いてはいたが、
こういう人は一定数、現れるらしい。

カスタマーハラスメントか。
はたまた老害か。

こんな時わたしは、速攻で自分の心のシャッターを閉めて、無になる。
あなたのことばは、今後一切受け取りたくありませんので。

だって、先輩と私は何にも悪くないからね。

こんなことで、いちいちダメージは食らわない！！
会社員10年も経験したんだから。

その後対応してくれた方（女性、30代前半）は、先輩より年下の女性だったため、
相手は納得がいかないご様子。

「あなたが責任者なの？もっと上の人を出せ！」と。

その後、ご要望のとおり
もっと上の人（男性、50代）に対応をお願いし、事なきを得た。

私⇒先輩（女性、40代）⇒先輩（女性、30代前半）⇒責任者（男性、50代）

以上4人でリレーしました。

もう呆れた。
みっともない。

どうしてそんなことでいちいち怒る？
沸点低すぎだと思う。

責任者呼べって言われて女性が出ていった時点で、
若い女性だからってナメられているのが目に見えて分かったし、

男性が出ていったら、なんだか落ち着いちゃってさ。

そんな様子を周囲が見て、「はぁ…。哀れだな。」と思われていることに、
初老の男性は、決して気づくことはないんだろう。

こんな人には、絶対なりたくない。

翌日はなんだか気分が乗らず、
たいしたことしてないのに疲労感が抜けない。

お休みだったのでカフェで読書しようと楽しみにしてたのに、
家から出る気にならない。

ソファで横になったり、ちょっと移動してベッドで横になったり。
ダラダラ無駄な時間を過ごしてしまった。

通りすがりの人に傷つけられないこと。
自分の人生からすぐに消えていく人たちに
心のエネルギーを使うことは、感情の無駄づかいなのだ。

「私は私のままで生きることにした」より引用

ダラダラしながら最近買った本を読んでいたら、ヒントがあった。
ほんとそうだよなー。

役所でパートを始めてから、初めての事件だった。

私は私のままで生きることにした