初詣って英語で言えますか?
基本的にお正月はお家でゆっくり派ですが、今年はコロナ禍ということで、さらにどこにも行かずに冬休みを過ごしました。
石垣島は特に年末から急に冷え込んだこともあって、初詣にも行っていません。
さて、タイトルについて、「初詣に行く」は英語でなんというでしょうか??
もちろん、”Hatsumode”と言っても日本に馴染みのない外国人にはまず伝わらないでしょう。
たとえば、
“make a first temple visit of the year”
または、
“visit a shrine on New Year's day”
など、色々な表現方法があります。
では、次です。
「おみくじを引く」は英語で何といいますか?
こちらは、
“draw a fortune slip”
他にも、
“try a fortune-telling slip”
など、言い換えできます。
最後にもう一つ。
福袋は英語だとどうなるでしょう?
こちらは、
“lucky bag”
他にも
“fortune bag” “mystery bag”
などと表現されます。
でも、わたしが書きたいのはこういうことではありません。
「福袋 英語」など、Google検索とかしてみればこういうのはいくらでも調べられます。
「福袋はlucky bagか〜、ノートに書いとこ」という勉強が無駄とは言いません。
でも外国人に、「福袋買ってさー」という機会はいつ来るのでしょうか??
単語や一部分を切り取って暗記するだけでは英語力は残念ながら伸びないと思います。
そこでわたしがオススメしたいのは、英英辞書です。
英英辞書で単語を調べると、その言葉を別の言い方で説明していますよね?
これに慣れてくると、「初詣は年の初めにお寺(神社)に行くことだよね」と自分でも言い換えの発想が出てきます。
先程のおみくじや福袋も、そもそも日本の文化を英語にしてるので、正解を調べていちいち暗記するより、どうやって伝えるか、と考えた方が楽だと思います。
福袋は「運を試す」ニュアンスならluckyやfortuneが合うし、中身がわからないとううニュアンスならmysteryがぴったりですよね。
もう一つのポイントは、言葉は文章や文脈で触れるのが大事だと思います。
わたしの英会話レッスンでは、お正月フレーズを紹介した後、実際にネイティブスピーカーたちが英語でそれについて話しているところを聴いてもらっています。
「Small Talk Japan」
こちらのポッドキャストは鹿児島在住のハーフや日本人が、日本に関する様々なトピックについてあーだこーだ話していて、英語学習者や日本に興味がある外国人の方にもピッタリな番組です。
(リンクは同番組のYouTube版エピソードです。)
ときには社会問題についてまじめに話してることもありますが、みんな個性的で面白いキャラで、かなり自由にリラックスして話している感じなので、なんだか一緒に会話に入ってる気分になります^^
新しい一年がスタートしたばかりですし、聴いたことがない方は聴き始めてみてはいかがでしょうか?
先日英会話レッスンで上のようなフレーズをご紹介したあと、ちょうど初詣に出掛けた生徒さんは、大吉のおみくじの写真を送ってくれました。
今年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように!
今年もよろしくお願いいたします。
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