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回避依存症に関係する用語一覧ページ

こんにちは、元回避依存症、恋愛依存症男性であり、回避依存症の彼との接し方~専門相談・カウンセリングを行っております、カウンセラーのしれのです。

今回は、回避依存症に関係した、知っておいて欲しい用語を簡単にまとめたページです。
回避依存症本人の方や、回避依存症の方が身近にいる方は知っておくと理解が深まるでしょう。

機能不全家族

回避依存症になりやすい主な原因は家庭環境です。

家庭環境が良好でも、回避依存症になることはありますが、多くの回避依存症者は機能不全家族で育っています。

・虐待4種類のうちいずれか1つ以上(身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクト(育児放棄))
・重度の依存症者がいる家族
・強い親のコントロールが存在する家族
・対立や争いが日常的にある家族など一人一人の人格が尊重されなかったり、無意識的に子供の感情が抑圧されてしまう家族環境のことを機能不全家族と言います。

過干渉

必要以上に関与し、過剰に干渉すること。
子供のやりたい事を聞く前に先回りして「〇〇しなさい」などと日常的に指示すること。

過保護

子供が望むものを好き放題なんでも与えてしまうこと。
過剰に心配し、必要以上に子供を守ろうとすること。
先回りをして、子供の失敗を過度に防ごうとすること。

AC(アダルトチルドレン)

機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えている人をAC(アダルトチルドレン)と言います。

「子供時代に子供でいられなかった人」

「アルコール依存症の家庭で育った子供」

という意味で使われたのが始まりです。ACの方は非常に多く、正確な人数は難しいですが、3人に1人はACだと言われています。

親密になることへの恐れ

回避依存症の基本症状と生きづらさは「親密になることへの恐れ」です。
過去の経験により、人と親密になると追い詰められている感覚や息苦しさを感じます。

本人にもはっきり自覚があり、長年悩んでいます。
悩んでいますが、結局どうしたらいいのかわからず結局何もしていないという方がほとんどです。

好き避け

親密さを避けるという表面的な行動は回避依存症と似ています。

しかし、好き避けは「恥ずかしい」という感情から親密さを避けているのです。

回避依存症は、「息苦しさ」や「追い詰められている感覚」という恐怖の感情になってしまうので親密さを避けているのです。

このように、まるで違う性質です。

モラル・ハラスメント(モラハラ)

モラル・ハラスメント(モラハラ)とは、精神的な暴力のことです、

相手を否定したり、馬鹿にしたり、人格を否定したり、自分に従うのが当然かのような言動で相手の自由を奪うことです。

関係する依存症

回避依存症者がなりやすい依存症をまとめました。

回避依存症だけであれば、生きづらさやトラウマを刺激された際の苦しみはあっても、命の危険にさらされることはありません。

しかし、アルコール依存症やギャンブル依存症など他の依存症も発症してしまうと、日常生活に大きな支障が出てきます。
また病気になる、大金を失う、最悪の場合、命の危険があります。
回避依存症の場合、健全な人と比べ、これらの依存症になるリスクが数倍高くなります。

アルコール依存症

アルコール依存症(アルコール使用障害)とは、アルコールに対して身体的および精神的な薬理学的依存性を獲得した状態のことをいいます。

依存に伴う障害を発症すると、お酒を飲む量がコントロールできなくなり、家族を含めた周囲の方にも大きな迷惑をかけ社会生活が破綻することになります。

しかし、お酒に頼らざるを得なくなり、ついつい手が出てしまいます。

また、お酒が切れることでイライラする、手が震える、夜眠れなくなるなどの離脱症状が生じることもあります。

ギャンブル依存症

「パチンコや公営競技のような賭け事にのめりこむことにより日常生活又は社会生活に支障が生じ、治療を必要とする状態」を指します。 借金依存症

依存症の一種で常に借金をしていないといられない状態。

買い物をしないといられない「買い物依存症」や「ギャンブル依存症」と同時に起こることも多い。

暴力依存(DV)

「ドメスティック・バイオレンス」の用語については、明確な定義はありませんが、日本では「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」という意味で使用されることが多いです。配偶者からの暴力を防止し、被害者の保護等を図ることを目的として制定された「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」は、「DV防止法」と呼ばれることもあります。

薬物依存症

薬物依存症とは、大麻や麻薬、シンナーなどの薬物をくりかえし使いたい、あるいは使っていないと不快になるため使い続ける、やめようと思ってもやめられないという状態です。

こうなると日常生活に支障が出てもやめられない、また薬物を手に入れるためになりふりかまわなくなるといったことが出てきます。

欲しいという欲求が我慢できなくなる精神的依存、クスリがなくなると不快な離脱症状が出る身体的依存があります。

仕事依存(ワーカホリック)

生活の多くを犠牲にして仕事に打ち込み、プレッシャーや結果の恐怖に支配され精神的なゆとりがない状態。

また、仕事を義務として楽しむことが出来ずまた休日を楽しめない。
常に疲れている状態が続いている。

性依存症

性依存症(Sexual Addiction)は行為・プロセス依存を中心に関係依存にまでまたがっており,痴漢やわいせつ行為,のぞき,盗撮,露出,小児性暴力など条例や法に違反するものだけではありません。

強迫的な自慰行為、風俗店通いがとまらないなど法に触れない行為もあります。

恋愛依存症

自立心がなく恋愛をしていないと生きていられないような精神状態のことです。

恋愛依存症の基本症状は「見捨てられ不安」です。
見捨てられる事に過剰反応し、LINEの返信がないだけで、私は嫌われてしまった、見捨てられてしまうのだろうか、浮気しているのではないか、と不安になります。

「見捨てられ不安」は本人にも自覚があり長年悩んでいます。
恋愛依存症の方は、回避依存症者のパートナーになりやすいです。
詳しくはチェックリストを記載しています。

【すぐに診断】恋愛依存症チェックリスト25


●参考記事

回避依存症とは?5つのタイプの特徴とチェックリスト

●回避依存症の彼の心理や付き合い方がよくわからない方はこちら

【1000部突破】回避依存症の彼との付き合い方の教科書


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