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癌・余命半年宣告②

白柳 孝 つれづれ日記 Vol.65

1.実は私の妻も癌で亡くなった

今回の余命宣告された方以外にも、会計事務所のお客様も多く癌で亡くなっています。そして私の妻も平成18年に癌で亡くなり極楽浄土に旅立っているのです。だからその時の体験があるので会計事務所のお客様に対して、時々「癌になる前に知識を得ておいた方がよい」と情報発信をしてきました。
また妻が亡くなったあとも日本人の多くが癌で亡くなるので、自分も対処の知識を得るために情報収集をし、それをお客様に発信をしてきました。しかし10年以上言ってきましたが、普通の人は自分が癌になってからでないと、勉強して自分で考えることはしないと言うことがよく分かりました。
しかし死亡率を見てみると「悪性新生物」いわゆる癌が圧倒的に延びていて、大体の人が癌で死ぬのであるからもっと「その時どうするか」を考えるべきだと思います。なぜなら癌になってからだと、もうお医者様の言うことしか耳に入らなくなります。そしてお医者様の治療方針に反したことを希望すると、「うちではできません」と当たり前ですが、拒否されて、思考停止になってしまいます。人間は必ず死ぬのですからその時の準備が必要です。


2.妻の癌検診から検査結果報告

妻が友人の乳癌になったときの話を詳しく聞きました。乳房にしこりがありおかしいなと思っていたが、ほかっておいたが少しずつ大きくなった気がしたので、医者に言ったら乳癌であった。その後摘出手術をして乳房を半分取ってしまった。「あなた大丈夫?」と言われて自分でも乳房をあちこち触ってみたら、ななーんとしこりがある。心配で直ぐに豊橋市民病院で検査を受けました。
検査結果を聞く前日に、担当医から「ご夫婦で来て下さい。」と連絡がありました。嫌な予感を持って検査結果を聞きに行きました。担当医は言いにくそうに話をされましたが、「乳癌で手術が必要です。」横にいる看護師さんも、話した結果夫婦がどのような精神状態で、どのような返事があるか緊張して待っているのが分かりました。
私と妻はお互いを見ながら「仕方ないか、病気なんだから、死ぬときは死ぬんだから」と意外と冷静に、悲壮感なく受け止めました。この時までに人間は最後は死ぬし、死んだら輪廻転生をし、極楽浄土にどう生まれるかなどを少し勉強し話し合っていましたので、その時が来たのだ。と思った以上に穏やかに受け止めることができました。

3.先ずは癌の病気の研究、手術するかどうか

今から15年前であっては癌は大変な病気であり、手術、抗がん剤、放射線治療の三大方法が主流でありました。手術後の再発もありやはり死ぬんだという状況は今よりもっとあったと思いました。妻はどうせ人間は一度は死ぬのだから仕方ないという達観した思いはありましたが、でも治るものなら治したいと言うことで、手術は嫌だからその他の方法を模索しました。
今より癌に対する情報は少なく、民間療法や代替医療などは多くありませんでした。しかし手術以外で治る方法を探す中で、知り合いから断食療法や漢方薬、玉川温泉などの方法も教えて戴き出来るものは何でも実践しました。

4.基本の考え方はマクガバンレポートと千島学説

癌はどうしてできたのか、食生活と精神生活の両方からと言うことは大体分かった。でもどのように治すか、多くの人からの色んなアドバイスを殆ど全て実行してきました。その考え方の基本はマクガバンレポートというものでした。これは当時でもあまり表には出ず、本当かなと言われるものでしたが、私は信じました。これは癌や成人病などの原因分析と、手術・抗がん剤・放射線療法では治らないというものでした。

1977年にアメリカの上院議会から栄養問題特別委員会、通称マクガバン レポートという病気や健康と食=栄養の関係についての膨大な報告書が出されました。「いまの食生活では早死にする」今村光一氏監訳、参照 「ガンや心臓病など多くの病気が増えている。進歩しているはずのアメリカの医学と莫大な医療費を費やしても病気がますます増え、健康を害する国民が増える一方だ」として、医学が進歩していると考えること自体が間違いであり、何か重大なことを見逃しているのではないか、という考えで2年間を要して5000頁にもわたる調査報告書を作りあげたそうです。S. マクガバン委員長の名前に由来したレポートです。 この中では、「ガン、心臓病、脳卒中などの生活習慣病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした“食源病”であり、薬では治らない」と指摘され、食事や栄養の摂り方と病気の関連が初めて公式の場で明らかにされたのです。

5.千島学説も調べたり、息子さん宅まで伺いました。

千島学説からの断食療法が良いと言われ、本を買ってしっかり調べてみました。読めば読むほどその当時の癌の考え方より千島先生の学説を信じるようになりました。また桜沢如一先生や森下敬一先生のマクロビオティックの資料も読み漁りました。今でも一部では批判されている理論ですが、私はあまりにも正しいから残念ながら抹殺されたという思いでいます。

癌細胞血球由来説
千島学説では、「癌(悪性腫瘍)は癌細胞が細胞分裂して生じるのではなく、病的状態の赤血球が融け合った集合体から発生する」とされる。

千島学説の提唱者、医学博士の千島喜久男先生の本には次のように書かれています。少し引用します。

ガン細胞も血球から・・・・・ガン細胞も猛烈な勢いで細胞分裂をくり返し、ガン腫が大きくなるという説が広く信じられている。しかし私が人の子宮ガン組織標本を調べた結果、細胞分裂像は比較的少数認められるが、これは真に細胞が分裂する過程ではなく、(略)・・・・ましてガン細胞が2個に分裂する像は殆ど認められない。
ガンの治療方法にしても、現代西洋医学は外科的切除、放射線療法、化学療法の3本建て、それに最近はワクチンによる免疫療法がひとつ加わった程度である。これまでの3本建ての治療法は、凡てガンを局所的、外敵とみなし、攻撃をしかけガン細胞だけセン滅させようとする仕方である。そこに当然健康な細胞にも被害を与え副作用を伴うことは当然すぎるほど当然なことである。それというのもガンの真の原因がよく解っていないためである。私見によればガンの原因は気血動の不調和な生活の結果である。即ち気(精神的ストレスの持続)、血(食物や生活の不合理から血液の病的変化、アシドーシス、科学的発ガン物質による血液の汚染、病的変化、環境汚染による血液汚染など)、動(運動不足による血液の循環や血液組成の悪化特に酸素不足)の3つの条件の不合理・・・・略・・・

私は医者でないので素人ながら一生懸命読みこみ、ガンの予防と治療には断食、半断食が良い事を知りました。これには千島先生以外にも多くの提唱者がその当時も存在しましたが、西洋的現代医学とマスコミからは取り上げられることが少なかったのです。最近のネットからは次の体験談が載っています。


6.玉川温泉のラジウム岩盤浴に夫婦で行く

私は癌について色々調べてみました。知れば知るほど三大治療法が本当に正しいかよく分からなくなり、また当時の丸山ワクチンにしても治るから欲しいと大勢の人が言うのに、なぜ承認されないか、深く研究もされないのに無視されていることに疑問を持ったものです。マクガバンレポートや千島学説などを調べた結果、断食などを妻に提案しました。しかし残念ながら妻は一緒に勉強しようとはせず、自分で簡単にできるものは実践しましたが、難しいものは拒否しました。
そして民間療法である玉川温泉に行きたいと言いました。結婚後子育てや税理士事務所開業など忙しく、夫婦で旅行はしてこなかったこともあり、罪滅ぼしの意味を込め一緒に玉川温泉のラジウム岩盤浴に出かけました。
秋田県田沢湖のラジウム岩盤浴は、調べると癌治療の効果もあるようでした。本人がやりたいものが一番良いと思い、ラジウム岩盤浴と断食をするという事で出かけました。田沢湖まではしっかり遠かったです。私は3日ほど一緒に過ごし妻は2週間程度居たと思います。
当時宿泊した温泉宿はバイキング形式の食事で私は大変美味しかったのです。妻は断食のことなどすっかり忘れ、帰宅したときの一声は「本当に毎日美味しい料理で楽しかった」と、少しはやせるかと思ったが顔艶も良く元気に帰ってきました。

次回は、「潜在意識では治りたくない」と出た話です。


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税理士 白柳 孝










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