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「ツナグ。」Vol.16~5周年感謝祭~を終えて

終演のごあいさつ

2022.6.26(Sun.)仙台FLYING SON
「ツナグ。」Vol.16~5周年感謝祭~無事終演いたしました。

会場に足を運んで下さった皆様、ご出演いただいた7組の皆様、FLYING SONスタッフの皆様、クリエイター陣の皆様、日頃より応援して下さっている皆様、関係するすべての方々へ心より御礼を申し上げます。

今回はイベント史上初となるチケットソールドアウト。
ご予約枚数がじわじわと増え、本当に多くの方々にご来場いただきました。

告知し始めた時は注目度をどうにかして上げていきたい。
仙台のインディーズシーンを盛り上げるために様々なアプローチでイベントに気付いてもらおう。という一心でがむしゃらに告知していましたが、蓋を開けたらお問い合わせの嵐。当日もキャンセル待ちが相当人数出る結果となりました。今回は大変心苦しいながらも人数制限を設けており、主催として当日券の発売は行わないと判断しました。イベントに、出演バンドに興味を持って頂き本当にありがとうございます。

また、7組という大所帯、本編はなんと5時間以上という長丁場のイベントを最高の形で運営して下さったスタッフの皆様には感謝の気持ちが止まりません。

6月にイベントをしたい!という意思表示をした時から、佐々木店長が親身になって相談に乗って下さっていました。フラサンで観るイベントはいつも熱くて楽しいんです。自分もその世界に仲間入りしたかった。

そして今回、「ツナグ。」として
・私が今プッシュしたいバンド
・FLYING SONで観たい、観て頂きたいバンド
・イベント人生の中で果たした大切な出会い

これらをしっかり表現できる企画になりました。手を貸してくださった出演バンドの皆様のおかげです。本当にありがとうございます!

イベント開催におけるMVP=全員👑

今回の企画には大切なきっかけがあるのでここに書きます。
「5周年だから」という固定概念は特になく、前回イベントと少しでもリンクする内容にしたいと考えていました。
何よりも大切にしていたのは、私自身の「繋がり」です。

ここにスペシャルサンクスとして、県外バンド出演の大きな後押しになった皆様とのエピソードを書かせて頂きます。

〇and/imdischord Bass 本田周平さん
→2/20のVol.15~霜天の追想編~に引き続き、個人では2回連続の出演。今回はGIOVANNIのサポートベースで駆け付けてくださいました。イベント最多出演を目指して下さるそうなのでよろしくお願いします!
2ステージ、3ステージで弾いている所も見てみたいですね…。

〇マチカドラマ Guitar みきと
→2021/10/30 clumsy dolt×「ツナグ。」共催企画
clumsy dolt 2nd EP「尚、光差す方へ」release tour 仙台編で初めて仙台に降り立った人です。バンドの解散を経てマチカドラマに新規加入。新体制初の仙台ライブ実現に向けて一緒に駆け抜けました!本当にありがとう!

〇シークアル Bass すだっち。
言わずと知れた(?)しらっち。にとっての重要人物です。私の通り名は彼を勝手に真似して付けたもの。
彼が以前所属していたバンド「Suck a Stew Dry」のベーシストとして活動していた際、私は仙台ライブや遠征ライブに足を運んでいました。バンド脱退、アバランチサポート期間を経てシークアルに加入。以前より「ツナグ。」のイベントを気に掛けてくださっていて、この度出演が決まりました。”すだっち。×しらっち。”は目標としていたコラボだったので非常に嬉しかったです。

各バンドとのエピソード集✎

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〇aurelia(オウレリア)
皆さんは覚えていますでしょうか。
前回のイベント、2/20 Vol.15~霜天の追想編~ではaureliaが出演キャンセルになりました。だからこそ今回は絶対リベンジの場所にしたかった。彼らの出演を待ち望んでいたお客様の声も多く届いていたのでなおさらです。
メンバーのおかげで私が今後イベントをどう成長させていきたいか再確認できました。何よりも彼らは、「ツナグ。」を自分の事のように想ってくれているので気持ちを分かち合える関係性…だと思います。
彼らの音楽が、そして言葉の数々が日々背中を押してくれています。
「お互いに楽しくやっていこう」という言葉でまた励みになりました。
ライブで観る度に「今日だけは」という曲が良さを更新し続けていると思っていて、全員の心の込め方が日増しに色濃くなっていると感じます。とても。音の重なりがたまらない。
彼らの音楽は皆様に届いたでしょうか。フロアではさまざまな反応が見えて胸がいっぱいになりました。何より私がとっても楽しんでいました…。
アルバム「雨上がりの空に」は私の中で欠かせない音楽です。皆さんにとっても生活の中に色を付けてくれるアルバムであってくれたらと願っています。

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〇GIOVANNI(ジョバンニ)
今年の3月9日に発売された音源「batn qaytus」が私の音楽人生に刻まれた。6/26は羽深さんにとってジョゼ以来5年ぶりの仙台ライブであり、このバンドでは初遠征でした。改めて「ツナグ。」を選んでくれてありがとうございます。『銀河前線 vol.1』でも触れたのですが、「この音楽を仙台に届けるのが使命だ!」と思いオファーに至りました。TRY TRY NIICHEヲクヤマさん、indischord周平さん、The Cheserasera美代さんがサポートメンバーに入り「楽都の銀河団」は音を紡いでいきました。
セットリストの中に突如現れた「ツナグ」という楽曲。羽深さんが当日に30分間で書き下ろしてくれたのですが、このイベントにいた皆さんと一緒に聴けて嬉しかったです。
「サイダーは煌めいて」で一斉に拳が上がった時興奮も最高潮でした。届けられてよかったな。

今回のライブの様子は、なんと全編収録のnote有料記事でアップされています。ぜひリンク先をご覧ください。→「楽都の銀河団(ライブ映像)仙台編」

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〇Sissy(シシー)
当日のMCでも触れてくれたのですが、今回のイベント内では”ティーン枠”としてお誘いしました。年齢はティーンではないのですがご愛嬌…?
明るさとまっすぐでリアルな表現と各パートの技術の高さに惚れ込んでいます。先日長町RIPPLEのライブに足を運んだ際に感じた仲の良さ、息の合った演奏、信頼関係の全体像にすっかり魅了されました。
仙台を中心に積極的にライブ活動を行っていて、なんと当イベントの3日前にもライブに出演していました。週2回ライブありがとう。
「結婚してよ!」というMVがイベント直前にアップされ、当日も楽しく曲中のダンスを踊ってくれているかわいこちゃんがいました。嬉し楽しでしたね。


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〇イーストランド
仙台のお兄様方には心底支えられていると思います。
かねてからお誘いしたいと思っていた、かつ出たいと思って下さっていた皆さんとようやくご一緒できました。相思相愛だったら嬉しいな。チケットがソールドアウト間近に迫った頃、私が負けてしまう勢いで告知していました。凄かったし嬉しかった。
彼らの音楽は例えるなら「ヒーロー」といった感覚なのですが、皆様には共感してもらえるでしょうか…?
当日は爆速セットリストで駆け抜けたのですが、その疾走感すら丸ごとかっこいい!と思わせるライブでしたね。言葉がなくても音楽で全力を出し切る姿を見せつけられた日でした。リベンジマッチも待ったなしです。どうか。


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〇シークアル
5/8に「アバランチ」から「シークアル」に改名した皆さんですが、通算で仙台初ライブでした。衝撃的出来事です。私のイベントを選んでくれて本当にありがとうございます。
このバンドは表現力の幅と芸術的センスに長けていて、観る人の心に突き刺さる音楽を響かせています。私同様にこの数十分間で魅了されてしまった人も多いのではないでしょうか?「かっこよかった…」をという漏れ出るような声(勝手に聞きつけた)や感想を沢山頂きました。
こうして仙台にも音楽が広まっていく、魅力に気付いてくださることに嬉しさを覚えます。超ロングステージの見ごたえも抜群でしたね。急遽お応えいただき感謝しています。

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〇バターマーマレード
先日、バンドとして活動拠点を移すことが決まりました。前々から準備を進めていたにもかかわらず、上京前の数少ないライブに「ツナグ。」を選んでくれて、そして以前から出演したいと思って下さっていて嬉しかったです。しかもイベント初出演でした。思い出に深く刻まれる時間で、過ぎていってほしくないとずっと願っていた。
カラフルな音色にパフォーマンスで花を添えていて、ライブで観るとより一層楽しい気持ちにさせてくれる4人の世界。フロアにいた方々の表情もマスク越しながらほんわか柔らかく浮かんで見えました。皆さんの音楽はずーっとこの杜の都で残り続けますよ。私が胸を張って言います。


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〇マチカドラマ
新体制となり初の仙台。新潟から届ける「おすそわけロック」が皆さんの体中を駆け巡ってくれていたら嬉しいです。6月中は怒涛のライブラッシュで、「ツナグ。」が大トリでした。待ち受ける主催、大緊張。
個人的に通称”ご挨拶ツアー”と呼んでいるのですが、場数を踏んで一回り大きくなった彼らのライブの熱量に圧倒されました。
以前から応援している方にとって、バンドの形が変わったことで受け入れ方が変化したかもしれません。ですがこの4人だからこそ生まれる音楽の形があって、沢山の方々の心に響いていくことを願っています。
何より私の熱烈=もはやしつこいオファーに応えてくれてありがとうございました。
(ご一緒したい!という連絡をした時、aureliaと一緒にいました。裏話?)

Photo by 和奏(aurelia/GIOVANNI/シークアル/バターマーマレード)
     i (Sissy/イーストランド/マチカドラマ)

あとがき

とても長くなりましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
「ツナグ。」を支えてくれているまーさん(デザイン)、和奏ちゃん/あいちゃん(スチールカメラマン)、よしきさん(動画カメラマン)、長利和季(全体サポート)
イベントを一緒に盛り上げてくれた出演者の皆様
私が迷った時に幾度となく道しるべになってくれたFLYING SON佐々木店長、当日まで全力で支えてくれたスタッフの皆様
離れていても当日来れなくても応援してくれている皆様

本当に本当にありがとうございます。
このパワーを携えて、これからも精進していきたい人生です。

ここ仙台からムーブメントを起こせるように。
音楽の力と、大切な人々を信じて作っていきたい。
不定期ではありますが私のできることを形にしていきます。

これからもよろしくお願いします!!!

「ツナグ。」主催 しらっち。

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