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【134】過剰な生活に気が付く:自分に合った生活リズムについて
「部屋が散らかって掃除が大変」
「あれもこれもやらなきゃと慌ただしい」
これ、いつのまにか「過剰」になったモノのせいかもしれません。
今回のテーマは、自分の身の回りには意外と「過剰」なモノが溢れている。だからこそ、自分のあった数に減らせると生活のリズムが整って穏やかに暮らせるかもしれない、ということです。
それではさっそくみていきましょう。
すぐに使い終わると思ったメモ帳がなくならない
突然ですが、私は普段から小さなメモ帳を持っています。
ポケットに収まるサイズで、気になったことや、仕事の必要事項をめもしたり、いろいろと活躍してくれるアイテムです。
この前「メモ帳なんてすぐに使い終わるからまとめて買っておこう」と思って、4冊セットのメモ帳を買いました。その前にも無印の小さいノートも買っています。
この時に買ったメモが全く使い終わらないのです。むしろ、前に使っていたメモ帳もまだ残っていてずっと手元にいろいろなメモがある状態です。
同時に今使っているペンのインクもずっと残っていることに気がつきました。
そこで思いついたのが、モノは自分が考えているよりも長持ちするということ。
すぐなくなると思ってストックしていたものが、実は長持ちしてどんどん溜まっていく、過剰になっていくのです。
本や食事、服も過剰かもしれない
続いて文房具だけでなく、自分のまわりには過剰が溢れているかもしれないと思い始めました。
例えば本。私は本が大好きでKindleや紙の本をたくさん購入しています。でも積読が増えるばかりで、なかなか全てを読むことはできません。
読み終わっていない本があるのに、また新しい本を買う。
これもまた「過剰」な状態です。
服もそうです。着ていない服があるのに新しいデザインの服を欲しくなる。
食べ物もそうでしょう。カロリー的には足りているのに、アイスクリームやケーキが食べたくなる。もうお腹いっぱいなのに、ちょっとスナックをつまんでみる。
服も食事も、本も、いろいろなものをどうやら過剰に摂取していたことに気がつきました。
なぜ私は「過剰」にモノを所有してしまうのか
ではなぜこれほどまでに、いろいろなモノを「過剰」に所有してしまうのでしょうか。
いくつか要因があるのではと思っています。
例えばSNSやネットは私たちの生活に欠かせません。
スクロールしながら眺めていると「便利グッズ」や「おすすめの本」が流れてきます。
「たしかにこういうモノ・知識があったら役立ちそうだ」
と巧妙に思わせてくれるので、ついつい購入してしまいます。
購入するのも昔なら外に出て買わなくてはいけませんでしたが、いまはAmazonなどの通販が発展しています。Amazonは特に翌朝に届けてくれるので本当に便利です。
特に本の場合はKindleという手がありますので、欲しいその場でワンクリックで本を購入できます。
このように購入するハードルが下がっているのも要因です。
最後に「仕事によるストレス解消」の側面があります。
私は仕事が忙しくなると、ついつい漫画をまとめ買いしたり、使わないけど便利そうなガジェットがどうしても魅力的にみえて買ってしまったりします。
このように現代社会ではさまざまな要因から、ついつい過剰に物を買ってしまいがちな環境ができていると言えるのです。
一呼吸おいて、自分のペースに合わせて物を買おう
読みきれない量の本を買い、使いきれない量の文房具を買っている。
この事実に気がついてから、モノを買う時に「一呼吸」入れるようになりました。
「同じようなものが家にないか?」
「あるならば、使い終わってからでもいいんじゃないか?」
すると自然と購入頻度が減って、日々の「やらなきゃ」という焦りも減るようになりました。それだけでなく、生活全体が改善したのです。
例えば余計なモノを買わないことで、片付けの手間が減りました。
家の掃除のときに、物が少なければ少ないほど楽になるのです。
また使っていないものや、読んでない本がたまると、自分を批判するようになります。あの文房具を早く使わなきゃ、買った本を読まないで置いとくなんて自分はダメ人間だ。そういう批判が湧いてくるのです。
ですがそもそも、過剰に本や文房具を買わなければそういった自己批判も発生しません。
なによりお金の節約にもなります笑。
過剰な生活に気が付く:自分に合った生活リズムについて
わたしたちは現代社会でついついモノを過剰に持ってしまいます。
読み終わっていない本、使っていない文房具、着ていない服、、、
そして、その背景にはSNSや広告の発展や、Amazonなどの通販の利便性向上、そして仕事のストレスなどが挙げられます。
モノを過剰にもっていると部屋の片付けは大変だし、自己否定的になってしまう場合もあります。
それらの問題を解決するために、まずは自分がモノを「過剰」に持っていることを認識すること。そして何か欲しくなったら「一呼吸」いれると生活リズムが整って穏やかに生きられるかも、というお話でした。
ではまた。
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