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115 『小説を読むには仕事のない期間が必要だった』

こんにちは。久しぶりのnote投稿です。
前回からちょうど一週間くらいが経ちました。

ゴールデンウィークだったので、
noteの更新をお休みしていたのです。

お休みしている間にいろいろなことが変わりました。

このGWで映画を5本、本を7冊くらい読んだのです。

読んだ本の中には小説が含まれていました。

私が小説を読むのは本当に久しぶりのことで、
数年ぶりくらいかもしれません。

なぜ小説が読めていなかったのか?

それは自己啓発本やビジネス書を多く読んでいたからでした。
毎日の仕事が忙しく、そこに役立つものを読んで勉強する。

それが日課になっていたのです。

ただ「How to」をここ数年どれだけ取り入れても、
自分が前に進んでいる感じがあまりしませんでした。

いろいろな「方法」を身につけては、
また新しい「方法」がでてきて、追いつくこともありません。

社会人になって6年目ですがやっと気がつきました。

ただ仕事が忙しい間はそれに気がつくことはできなかったんですね。

仕事と、仕事の生産性をあげることばかりに目が入っていて、
小説を読むのは無駄だとすら思っていたのです。

でも時間ができて、色々と考えているうちに、
むしろビジネス書の方が時間の浪費している可能性があると
思うようになりました。

まず一つは「方法」というのは比較的汎用性が高いとはいえ、
自分にマッチするとは限らないということです。

例えば「手帳術」の本でいいテンプレがあったとします。
もちろん効率的になるという意味ではいいのでしょうが、
自分に合うかどうかはまた別の話です。

方法というのは色々と自分で試してみて、
その後に出来上がるものであって、方法が先ではないのではないか、
そんなふうに考えるようになりました。

また、AIが発達してきて、人間にできるのは生産性の向上よりも
想像力の発揮ではないかと考えるようになったのです。

AIの発展を見ていると、僕らがどれだけ仕事の効率化をしても
AIの速度に勝てる気がしません。

むしろ違う方向で共存していく必要があると感じています。

高速化、ミスがない、そういった方向性で人間が勝てる気がしなくて、
むしろアイデアとか想像力みたいなものだけが大事なんじゃないかと。

そしてアイデアや想像力を手に入れるには、
物語に没頭して感情の表現仕方をストックして、
脳が創造的になる余暇を作る必要があると思うのです。

そんな考えに至れたのも、
GWという余暇の時間があったから。

数年ぶりに小説の世界に没頭したら、
自分の感情の表現方法が少しづつ変化してきた気がしています。

僕らが本を読むにはもちろん時間が必要で、
その中でも「急がない」時間が小説のためには必要、
ということに気がついたGWでした。

ではまた。

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