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第1期第10回不知火塾「自殺念慮・自殺企図への対応」衛藤暢明先生

第十回目の不知火塾は、福岡大学の衛藤暢明先生による「自殺念慮・自殺企図への対応」です。いかは衛藤先生からのメッセージです。

2020年以降に国内で広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、流行初期に大幅な自殺の増加が予想されていた。実施には、2020年が前年に比べて微増(4.5%)するに止まったが、自殺のパターンは大きな変化が見られた。第一に、2020年のみ10月にピークを迎えたこと、第二に都市部での増加が目立ったことがある。この間、救急医療機関における自殺未遂者対応は、救急医療機関の機能制限により減少せざるを得ない状況となった。その一方で、自殺予防外来や自死遺族を対象とした精神科外来には、COVID-19影響下での新たな傾向を認めた。これらをふまえて、新型コロナウイルス時代の自殺予防について、現在の課題と今後の方策について考えたい。


【参加費用】

・医師 5000円  

・看護師、保健師、コメディカル、人事労務、学生など 3000円

【産業メンタルヘルス講座 不知火塾】
https://shiranui-byoin.or.jp/seminars/
主催:医療法人社団新光会 不知火クリニック
共催:一般社団法人日本うつ病センター、(株)ジャパンEAPシステムズ
※日本臨床心理士資格認定研修会



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