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2021年2月の記事一覧

窓から外を見ている

窓から外を見ている

見えてくるのは単一の気色と十色の人、人。
思うままに歩き、走り、去っていく。
意味もなく、それらを見つめては吐き出す煙。ぷかり、ぷかり。形を知らない雲が揺蕩(たゆた)っている。
音が響けば、それすら色で、聞くことなく、目の前を過ぎていく。
ともすれば、視線がかち合うこともあるわけで。合った瞳の持ち主が、殊に発色鮮やかならば、それは特別な証と一日の気分が良くなる。
とはいえ、ぷいと遠ざかるのも風のご

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印象

印象

音が響いてる。雫が落ちている様に。
波紋が広がっている。線が幾重にも重なる。
重厚。絢爛(けんらん)。瀟洒(しょうしゃ)。なんか良い。
口を開く。口ずさむ。ペラペラ。ピーチク。
思いの外軽い。ショック?
通り過ぎる。風の塊。抜ける。抉(えぐ)る土塊(つちくれ)。
動く。笑う。いひひ。ぱちくり。うーん?
進む。ドキドキ。ワクワク。たったった。
眩しい。劈(つんざ)くような。キリキリ。暗闇。影。
触れ

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