情報収集が能動的ではなくなる時代
成功者が共通して言う言葉ランキングは以下の通りである。(しらんけど。調べ)
1. 行動せよ
2. 勉強せよ
3. 継続せよ
どれも耳にタコができるくらいたくさんの場所で言われ、頭では理解できているという人も多いんちゃうかな。ただ、それを実践にまで移している人が少ないよなっていうことも、よく言われている。
最近のTwitterは、ビジネスのために利用する人が異常なまでに多くなり、意識高い人tweetだけが好まれるようにも見れる。それらのtweetの中でもよく言われているのが上記の3つである。
さて、今回は「2. 勉強せよ」について触れていこうと思う。
皆さんは、日頃、どれくらいのインプットをしているだろうか。本を欠かさずに読んでいる人もいれば、毎日新聞を読んでいる人や、ニュースアプリでニュースをチェックしている人もいる。いずれも、自ら情報に対してアプローチをかけてにいこうとしている、つまり能動的な学びであるということが言える。
正確に言えば、情報を収集するために、自分から何かのアクションを起こしているということ。
しかし、Google大先生の1つのチームが面白いものを開発したおかげで、それらの学びが全て能動的ではなくなる時代が来るかもしれない。見ていこう。
Keenとは
Keenとは、Google上にあるさまざまなページを、自分の興味のある情報に特化して収集してくれるサービス。簡単に言ったら、記事版のPinterest。
簡単やからぜひやってみて欲しいんやけど、普通に面白いなって思った。自分で気になっている単語を登録して、それに関連するワードを選択するだけで、自動で記事を選定してボードにまとめてくれる。
自分がkeenのなかに情報を追加していって、自分なりにカスタマイズしていくことで、さらに自分に最適化したボードを形成していくことができる仕様。
恐ろしいサービスが誕生したものやな。
Keenでできること
自分の検索したkeenに関してはもちろん閲覧が可能やけど、設定次第では自分のものを他の人に公開することも可能になっている。まさにPinterest。
興味のあるタグを見つけてはそれをフォローし、情報が更新されたらまたそこを見て…というループを形成していくようやな。
受動的になる情報収集とまとめ
NewsPicksのようなニュースアプリでも自分に最適化したニュースをレコメンドする機能はついていたが、それをGoogleがやるのは少し意味が違う。
世界最大の検索エンジンの中には、とてつもない数の情報が登録されており、これからも当然の如く増え続けていく。その中から自分に最適化された情報が逐一更新されていくという仕組みが正式にUIやUXを設計した状態でローンチされた暁には「学び」が大きく変わると予想される。
自分から何かを手に入れようとアクションをしなくても、必要やと思われる情報の方から近寄ってくる。情報を検索しようとする力ではなく、情報が自分にあっていたのかどうかの判断評価をする力が重要になってくる。
人々の思考が徐々に人にどう思われるのか、よりも、機械にどう思われるのか、に変化していく。
そんな世の中で私たちはどのように生きていかなければいけないのか。自分からアクションをしなくてもよくなるのは、おそらくまだ先の話にはなると思うので、もう少し近い未来における需要について考察をして締める。
今、テクノロジーの領域で来ているのが、AIを使ったさまざまなレコメンド機能である。膨大なデータを収集し、それを解析し、パーソナライズした状態で提供するというもの。
おそらくどの企業もサービスやプロダクトを提供している中で、競合他社と争っているものがほとんどだと思われるが、それらのマーケットにおいて1つ上の視座でマーケットを眺め、最適なサービスやプロダクトがなんなのかを自動で検出し、レコメンドしてくれる的なサービスはとても需要があるはず。
百貨店内での移動履歴から、興味のあるブランドやジャンルを割り出し、購買履歴と照らし合わせておすすめを通知する、的なことやな。
弊社はそういったクライアントを残念ながら持っていないので提案をする相手がいないんやけど、ぜひそういったことをしたいと思っている人がいたら声をかけて欲しい。
基本的に作れないものは何もないので相談してくださったらどうとでもします。
ま、大事なことは世界を見て、世界のルールを知って、今すべきことを的確に行い続けることやね。
しらんけど。
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